あるいは「映像の仕業」と言うべきかな
原盤は海外制作の映像なので、またまたこのサイトとしてはルール違反になってしまうが、ご勘弁を。今朝ぼくのFacebookのニュースフィードに流れてきたので、気まぐれでクリックしてみたらこれだった。
誤解されてはいけないので、先に書くと、決してこのCMの趣旨に賛同して、「主義主張の違いによる感情的な障壁は乗り越えられる」と考えているわけではありませんので念のため。どう頑張っても越えられないものは越えられないと思うから。
映像制作業の人であれば、この映像を見始めるとすぐに、この映像の仕掛けと狙いはわかってしまうと思います。そして、この映像の出演者たちが、バツの悪い思いをして、今さら「お前なんか嫌いだ」とは言えないであろう結末も。
だから、映像としてはいくばくかの感動物語ができあがるだろうことも、お見通し。
人の心理を利用した、えせドキュメンタリーのようなものです。
それこそ、この映像を感動的に視聴できる人は、二重に心理作戦にハマっているとも言えます。考えてみると、やっぱりこういう映像手法って、イヤラシイよね。
たぶん出演者は役者じゃないのかな?