地域PRや観光誘致のための動画はコンスタントに
こちらのWEB動画はインバウンドプロモーション会社のサイトが運用するYouTubeチャンネルで発見。
このシリーズは神戸観光の魅力を紹介しているが、このチャンネルでは観光情報だけでなく、漢字の意味やひらがな、カタカナの書き方など、来日外国人に役立つ情報コンテンツがすでに沢山上がっている。
いま全国の自治体や観光協会が、インバウンドに関わらず観光誘致のために動画を制作しているけれど、多くの場合、掛け声倒れというか、予算が続かず尻すぼみになっている。挙句にズサンなコンテンツでお茶を濁したり、清水もので議会を通した大予算で奇をてらった動画をつくり炎上させたり・・・。成功している例は数少ないように思う。
しかし、中にはこちらのように、公共団体ではないけれど、いや公共団体ではないからこそ、継続的にしかも映像の質としても悪くないコンテンツをアップし続けて、サイトを維持しているケースもあり、その努力に敬意を持つ。
継続はチカラなり、と云うけれど、こうした動画マーケティングは「継続」+「安定した質の映像」がキーになると、僕は思う。それはやはり、何かのきっかけでサイトを見つけたり、動画を見つけて興味を持った人が、本気でコンテンツを観ていくと、必ずそこに置かれた映像の品位によって、そのサイト(地域)に関する一定の印象を持つから。
チープな作風でも、映像を作っている人たちの熱意が伝われば、それは好感につながるけれど、安く請け負うクリーエーターに偏った趣味で作られた映像を2つ3っつ見れば、そのサイト(地域)はとっても趣味の悪い街のような印象を持つ。
発注する自治体、団体も自分のこととして企画と予算に責任をもち、受注するプロダクションも責任と誇りをもって地域に貢献する。双方のこうした意志が大事だね、と思う。
シナリオ ☆☆
オリジナリティ☆☆
デザイン ☆
サウンド ☆
演出安定感 ☆☆☆☆