ドラマづくりはハウツー、セオリー、テクニック、経験、頭脳、全部必要
まず、自衛隊のあり方に意見するものではありませんで、それをお断りした上で。
ドラマのシナリオは経験豊富な人が書いた方が、絶対にいい。
演出家もカメラマンもドラマツルギーをしっかり身に着けている必要がある。
でないと、観ている方はなにがなんだかぜんぜんわからない。
ドラマづくりというのは、お約束ごとがたくさんあって、そのお約束を使って描かれて初めて鑑賞者はそのドラマに入り込めるものです。
日本では往々にしてこの「お約束」を軽視するところがあり、それを「作風」とか「風(ふう)変わり」とか「オリジナリティ」と呼ぶ人が多いですね。
ドラマづくりについては、僕は断然「お約束を守りましょう」派。
BSチャンネルで放送している海外ドラマを観てみればわかります。
引き込まれるように観続けてしまうドラマは、みんなとっても定番なシナリオ、演出、お芝居です。
制作スタッフも出演者も、ものすごく勉強しているし、下積み、経験を積んでいます。
ドラマづくりを舐めてはいけません。