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  • Writer's pictureTomizo Jinno

量産による動画制作のコストダウンを考える③

少人数のチームで制作可能なコンテンツ3種


①同録撮影素材しか使用しない

講師や教師が一方的にカメラに向かって喋り、図表などは板書する。編集はNG部分の削除と、ほんの少しはインサートも入れる。音声も喋りだけ。音楽は前後タイトル部分やコーナー区切のジングル程度。尺はあまり厳密に制限しなければ、編集もそうたいへんではありませんので、いちばん大変なのは講師のシナリオ作りです。が、これも講師に行ってもらえれば、制作会社としては予算を抑えられます。


②二次元モーショングラフィックスだけしか使用しない

技能と経験さえあれば、シナリオ、作画、編集までぜんぶ一人でできます。もちろん学習コンテンツですので、一定以上の知能も必要ですし、デザインセンスも欲しいところです。同種、同類のコンテンツを量産する場合「熟練」によるスピードアップは200ー300%くらいの効果があると僕は思っています。3人分の仕事が1人でできるわけですので、関わる人間が少なければ予算も抑えられます。ただし、1人でやるから1/3というわけにはいきませんけど。


③特定な表現手法をオリジナル開発して、定着させる

「ホワイトボードアニメ」と呼ばれる手法のように、非常に簡便に作成できるオリジナルのアニメ作画法、動画化法を使って映像をつくれば、それまでフルアニメで制作していた予算の半分以下で制作が可能です。オリジナリティに優れていれば、固定視聴者も増え、コンテンツ群としての価値もアップします。

量産による動画制作のコストダウンを考える③


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