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  • Writer's pictureTomizo Jinno

マスクの配布と非常事態宣言を映像屋が考える

数学視点で考える

日本の人口は126,800,000人

仮に・・・・

マスクが手に入らないことを理由に、未装着で外出している人が5%

そのうちマスクが配布されることで、そのマスクを装着する人が5%

濃厚接触しても配布されるマスクによって感染が防御できる確率が10%

1人の人が1日のうちに感染者に濃厚接触する可能性が0.1%

(濃厚接触する可能性0.1%は根拠がありません。あくまで仮定です。1,000日に1回遭遇するというのは過少のような気もします)

と仮定してみます。


126,800,000×0.05×0.05×0.1×0.001=31.7

1日あたり31.7人の感染を抑制することができます。

最近の感染者の増加は200人/日を超えてきましたので、小さな数字のように見えるけれど、これだけの抑止効果があればもちろん意味があるし、もしマスクの効果を50%と評価すれば150人余りの人の感染を防ぐことができる計算になります。

非常にコストパフォーマンスの高い施策ではないでしょうか。

非常事態宣言

先日の「2週間の我慢」が明けた3連休の浮かれた人出を見てしまうと、非常事態宣言は

最長21日間としていますが、解除したとたん「もうOK!」と考える人が続出することは間違いないでしょう。


高いところに登って見渡す視点

非常事態宣言はいちど出したら出口を失います。

結果数ヶ月、半年と続き、法的拘束力は弱いものの、同調圧力に弱い多くの日本人は活動自粛を続けることでしょう。一方でそうした圧力にも屈せず身勝手な行動をとる人たちも必ず現れます。互いに憎悪を孕んだ対立、社会的軋轢が加速度的にボルテージを上げていくことになります。生命の危機×経済危機をベースにした人間の憎悪の連鎖。これほど恐ろしいものはありません。


メンタルが弱い日本人

やがてそうした社会の混乱に国民の個々の人のメンタリティが負け始める・・・。

そうすると日本社会では何が起こるのか・・・。

想像するのも恐ろしいことです。

「抜かぬ宝刀」が最も効果的。

それが日本人のメンタリティに対する最善の施策かも知れません。



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