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  • Writer's pictureTomizo Jinno

テレビ画面周囲に常時表示される緊急情報

制作も編成も頑張ってくれているNHK

NHKの番組づくりは、こういう非常事態中には社会のインフラメディアとして、最後の良心の砦として、今も信頼しているけれど、ひとつだけなんとかして欲しいことがひとつ。


画面を占拠する青い帯

今だと画面の左辺約17%に「東海3県 外出自粛を QRコード」、上辺14%には様々な速報ニュースが常時表示されていて、すなわちモニター上の有効画面は約80%に狭められ、しかも番組コンテンツの画像に一切関わりなく原色・青の枠に括られている。

むむっ。

今気づいたが下辺3%くらいにも青の帯が出ているではないか・・・。そうか、上辺14%、下辺3%で合わせて17%、縦横等しく17%削ることで、有効エリアの画面を16:9にして、番組コンテンツをそのまま縮小しているわけだな。


制作者の立場にたって思う

それにしても、こうした方法、番組を制作したスタッフはどう思っているのかな。ニュース番組やバラエティ番組くらいならば「まあ仕方がない」と考えるだろうけれど、1年とか何年も美しい映像を撮り溜めて、満を持して放送を迎えた場合は、たぶん悔しい思いをしているだろうなあと思う。


1カットだってテキトーな画面はない

番組映像は、1カット見逃しても意図が正しく伝わらないこともある・・・と言ったら大袈裟だけど、少なくとも視聴者がよそ見をしていても問題ないような、テキトーな番組を作っている制作者はひとりも居ないと思うので、同じ映像制作者として同情するのである。


ハードとソフトでなんとかならない?

テレビ装置や放送の仕組みを工夫して、視聴者の設定操作でON/OFFできるようにするとか、できないのかなあ。そうすると、常時OFFされたら困る・・・か?ならば、いっそサブモニターみないな画面(LED)がもう一個横に出てくるとか・・・。

(下記画像は実際の画面ではありません)


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