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  • Writer's pictureTomizo Jinno

スクープ撮影はスマホ横位置で

正月早々甚大災害、甚大事故が立て続けに発生して2024年が幕を開けました。

能登地震ではテレビ局や新聞社のスタッフも多くが休暇をとっていたのか、現地の様子が映像で伝わってくるのが2日くらい遅かったように思います。

いっぽう羽田の航空機事故ではNHKのライブカメラで捉えた映像が、発生直後からライブで放送されていて、瞬く間に燃え広がる炎に「乗客は・・・?」と誰もが思いを募らせたに違いありません。

災害・事故発生後の社会の反応スピードも、この「映像があるか・ないか」に影響を受けたような気がします。やはり映像が伝えるチカラは大きなものなのだな、と改めて思います。


視聴者からの提供映像

地震発生後の現地の様子をいち早く伝えたのは、監視カメラやライブカメラでした。それらはたまたまそのカメラが災害を捉えた稀有な映像だったわけですが、何よりも凄惨さを伝えてくれたのは、地震や津波、地滑りのその場にいた人がスマホで撮った映像や車載のドライブレコーダーの映像でした。中には激しく叫ぶ人の声も収録されていて、その場に居た人にしかわからない恐怖を伝えていました。


当事者がカメラを回す(回さないけど「録画」のこと)

航空機事故では恐怖に怯えながら、脱出の一部始終を録画していた人もいました。ひと昔前であれば不謹慎であるとか、危険な行為として非難されることもしばしばでしたが、こと航空機事故については後の安全対策に多くの情報を与えてくれる貴重な資料として扱われるようになりました。地震災害についても、同様に記録映像・資料映像として歴史を伝え、安全対策や支援活動に生かされるものになることでしょう。


テレビモニターは横:縦=16:9

スマホの録画ボタンの位置と、そもそものスマホの画面レイアウトによって、一般の人の多くはスマホを縦に持ち撮影しますので、テレビ局に持ち込まれたそれらの映像を放送すると、画面の両サイドが空いていました。

せっかく捉えている被写体が中央に小さく表示されます。こうした放送を見るたびに僕ら映像制作業の人間は「横で撮って!」と叫ぶのですが、この声は今も視聴者には届いていないようです。家人も「そんなの大きな問題?」という顔をしていますが、映像を仕事にしている人は知っています。大きな問題です。断然情報量が違うからです。被写体のディテール(細部)がどうなっているのか?画面に映っていない周りの状況は?など、多くの情報がそこにありながら映っていないのです。


スクープ映像を撮る時

スマホを横にして、そのスマホのカメラ機能の最大限の解像度とフレームレート(僕は日常的に4K・60pにしています)で撮ってください。原則的にズームは使わなくていいです。こうしておくと、フルハイビジョン(1,920×1,080)に編集する際でも画質を落とさずに、部分的にズームしたり、スロー再生することができます。あ、それと、スマホは振り回さず、できるだけ固定して保持。パンニングは最低限にしましょう。


縦位置では映らない情報

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