top of page
Search
  • Writer's pictureTomizo Jinno

Keynoteでモーションアニメをつくる

KeynoteはAppleがリリースしているプレゼンソフト

Microsoftのパワーポイント も同様のアプリケーションで、かなり込み入ったモーショングラフィックスの作成可能ですが、僕はKeynoteの方が直感的で使いやすいと思っています。


モーション「属性」の与え方

画面内の図形、テキストなどすべてのオブジェクトがレイヤーに分かれているようなもので、それぞれのレイヤーに順番、動き方、変化の仕方、秒数、向き、透過率などの「属性」を与え、さらにその画面全体に対して次の画面への遷移の動き方や秒数を指定するかなり多岐に渡った「属性」を与えます。

遷移した時に同じ位置にあるべきオブジェクトは、コピペで配置しないと位置が同一にならない(ずれていると動画にすると「カクッ」と動く)ため、コピペするのですが、コピペすると属性もペーストされるため、その画面内における挙動を指定する属性に書き換える必要があります。

時として属性の書き換えを忘れる、ないしは間違えることがあり、それに気づくのがムービーを書き出し(レンダリング)をして動画で再生してみて初めて気づく・・・ということもあるため、そうするとまた作画編集作業に戻って・・・という作業の繰り返しをしますので、かなり細かく気を遣う作業で、当然時間もかなり必要です。


音声は付けられないで別途編集ソフトで行う

Keynoteから書き出したムービーファイルには音声は付いていませんので、Premiereなどの編集ソフトで音声と合わせます。ですからKeynoteで、動きの属性の指定を一箇所変える、ないしは間違えると、その動きに必要な時間が変化するため、映像全体の尺も変わり、Premiereでプログラムした映像と音楽やナレーションとのタイミングが全てずれて、音声の編集も全体に渡って必要になります。


簡単だけど「修正」は超大変

Keynoteはとても直感的にモーションアニメが作成できますが、ことほど左様に「書き出してみないと気づけない(時間がかかる)」「ひとつの修正が製作工程の初頭に戻って、再度すべての工程を修正する」という作業が必要なので一長一短あるとえばある方法です。


bottom of page