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  • Writer's pictureTomizo Jinno

「筋を通す」ということ

一般的には、人がいつも人格的に同一性を維持していて、物事の見方や身の処し方が一貫している・・・ということを言いますが、B2B映像制作にもさまざまな「筋」があります。 クリエーターとしての筋 「筋を通す」ということは、B2B映像制作の仕事を進める上では、期待された以上の品位ある映像を提供するクリエーターとして大切な資質です。仕事に臨むときは初めからある程度は相手の出方に合わせるけれど、自身が発する言葉や行動には一貫性をもつ。ただし、自身にとっての筋が相手の希望と異なれば、さらに柔軟に対応を変えてみせる・・・という幅を持つのが、僕らのビジネスの基本的な筋です。 強引に自分の筋を通そうとする行為は、僕らBtoB映像制作ビジネスをする者にとってはあまり褒められたことではないでしょう。納品に至らないという結末は絶対に避けなければなりません。 組織としての筋 さまざまなフェイズで、さまざまなレベルの判断、決断が行われながら制作は進行しますが、例えば撮影中に「ここはFIXで行こう」とか「ここの灯りはもっと暗く」などの判断、決定は、一般的にはカメラマン+ディレクターで行って良いと考えますが、予め絵コンテが提出してあり、その書類が上司の決裁を受けているとしたら、絵面が変更になることをクライアントの担当者に相談する必要があります。担当者は上司からどこまで委任を受けているかを考慮して、必要であれば上司に電話して確認を取ることも必要でしょう。 また、試写の席にクライアントの役職者が同席する情報が入ったなら、プロダクション側も同格以上の役職者を伴って試写に伺うのが筋です。 シナリオの筋・映像の筋 「動画制作」案件では多くの場合「できるだけ短尺に!」と言われます。短尺の場合あっという間に終わってしまうので「筋」がなくてもOKです。 「映像制作」案件では、3分以上の作品になれば、必ずシナリオが必要になります。そうしないと視聴者は退屈になって視聴離脱してしまうからです。そのシナリオこそが「筋」です。筋はストーリーとして破綻していないことを表していて、視聴者はその筋に沿って期待を維持しながらエンディングまで視聴します。 映像の品位や色彩の調和も、いわば筋です。これも作品を通して一貫していて、しかもコンセプトを持っていることが「映像の筋が通っている」といえます。 人としての筋 今の時代、仕事、取引というものは主従関係、上下関係、川上川下で行われるものだと考える人が増えてきました。どんな時でも相手を見下さず、盲従することなく、公平に、公正に、誠意を持って取り組むことが本来の人の筋だと僕は思っています。

筋を通す!?

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