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  • Writer's pictureTomizo Jinno

映像制作業にも様々な指向性がある

テレビの仕事をしたい人たち

メディアに関わって、できるだけ多くの人の目に触れ、多くの人に影響を与えることを面白いと思う人たちが、この業界の仕事を希望します。また、そういう環境に居る自分を誇りに思うし、自慢でもあります。逆にマイナーな世界にとどまる映像制作者は、志も才能も低い、と見る傾向があります。BtoBの映像はアルバイトでたまに作るけれど、あまり人に言いたがりません。


映画の仕事をしたい人たち

ドラマやドキュメンタリーでも、テレビのような一般大衆向けではなく、自分の指向性を理解できる人だけに見せたいという、ちょっとマニアックな映像制作者たちです。今はどうか知りませんが、昔は自分たちは高尚な文化を担っていると考え、テレビの仕事をちょっと小ばかにしていました。むかし、この業界にいた人たちが、本編と呼ばれる劇場映画の制作の合間につくっていたのがBtoB映画でした。大規模工事とか難工事などの建設記録がそれです。


BtoB映像(いわゆるVP)は非常にマイナーだった

20世期の終わりまで、「映像制作をしています」と言うと、「あ、テレビ番組つくっているんですね!」とか「どの番組?」「どこのCM_?」などと、まずきまってテレビで放送するコンテンツの仕事が、映像制作という仕事だと思われていました。「映画つくってるんですか?」とは聞かれなかったので、映画は映像ではなくて、あくまで映画なんでしょうか。CMはBtoBも含まれるけれど、ほとんどがBtoCへのメッセージだし、原則一般大衆にウケることを前提にしていますので、このCM制作で働きたい人は、テレビの仕事をしたい人と類似しています。


BtoB映像を志す人たち

本質的に、この仕事(BtoB映像づくり)は非常にニッチな対象に対してつくる映像世界なので、創る自分もマイナーであり続けることを潔しとしています。今や「動画プロモーション」は広告宣伝の王道とも言える、メインストリートに躍り出た感ですが、実情としてマイナーで、大半がフリーランスで、とてもビジネスとして成立していません。でも、皆がいつかメジャーになることを夢見ています。BtoB映像も変わりました。

BtoB映像作家で、なぜだか有名になったら、それはそれでいい仕事が入るのかな?


映像制作業にも様々な指向性がある


愛知・名古屋の映像制作会社なら株式会社映像設計です。

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