周年行事にともなう映像制作について

記念日には映像を!
企業や団体の「創立◯◯周年」は、創業者や代表者にとって感慨深い節目です。

また会社全体にとっても、社員の士気の高揚、取引先へのアピール、社会へのアピール材料として絶好の機会です。

この機会に制作される周年記念映像は、周年イベント演出上けっこう準主役的な扱いになるので、我々映像制作業者もちょっと鼻が高くなる(やりがいがある)仕事です。

 

周年映像の種類

周年映像は社員や家族、取引先などを招いての式典やパーティなどの席で上映されたり、記念品になったり、会社の記録として保管されたりします。

周年映像とひとことで言っても、様々な目的のものがあります。

 

A.式典・パーティ演出用映像

(1)オープニング映像

式典やパーティの始まりとして強いアテンションを与えることが主目的ですので、会社の歴史や企業概要などの情報性よりも、それらを短く切り取った映像とちょっと派手な3DCGなどを織り交ぜ、激しいロックやEPICな管弦楽などに乗せて15秒~60秒程度で制作されることが多い映像です。

 

(2)ヒストリー映像

文字通り会社の歴史を振り返る映像です。創業数十周年ともなると、切り落とせない出来事もたくさんあるため、どうしても長くなりがちです。

またビデオもフィルムもなかったような時代を映像化するには、どんな資料が残っているかつまびらかにならないと、なかなかシナリオが出来上がらないことが、この映像制作がたいへんな理由です。

 

(3)今、そして未来映像

先人たちの努力によって発展してきた「会社の今」がどうなっているか、お客様たちにお知らせし、さらに経営層が考えるこれからの「会社の未来」を、対外的だけでなく社員全員が共有し、気持ちをひとつにする目的で制作します。

 

 

B.映像記録の保存

(1)創業以降の歴史が半分、今の会社を伝える内容が半分で、映像資料として後世に残すことが目的です。

(2)式典当日の記録映像。式典やパーティには大型映像装置が設置され、複数台のカメラによる生送出が当たり前の今、その映像を記録として編集、保存するのも今や定番です。

 

C.対外的PR映像

(1)B(2)は編集の仕方によっては対外的なPR映像になります。

(2)式典演出映像+記録映像の全てを使い、短くまとめ対外的なPR映像にすることもあります。

 

 

ヒストリー映像は資料の有無に大きく左右される

企画の段階で素敵なストーリーを描いても、それを描き出す材料が残っているとは限りません。また、昨今は映像の尺が短くあるよう求められることが多いですが、周年のヒストリー映像は

・採用する出来事、エピソードの取捨選択

・出来事、エピソードの掘り下げ方(深さ)

・ストーリーとして構成するか、単に時系列として並べるか

というような、尺を短くすればするほど難しくなる課題がありますので、注意が必要です。

時に30分くらいにもなるヒストリー映像は、編集にとても手間と時間が必要なので制作費も思いの外高額になりますが、課題を割り切ることができれば、制作予算は相当に抑えることができるはずです。

 

 

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