映像・動画の字幕考

視聴スタイルの変化で字幕(テロップ)が増えた

スマホで動画を視聴する機会が増え、まわりに気を使う場合も多いからか、音声を聞かずに映像だけを観ている人も多いようです。

そのため映像を制作する側もその対策として、画面下などに映画の字幕よろしくナレーションをそのままテキストでも表示することが多くなっています。

 

字幕・テロップは進行補助

また、予算や制作期間を抑えるためにナレーションを入れないとか、そもそもナレーションってダサいと思う人もいるらしく、その代わりにテロップで進行を補助することも多く見かけられます。

 

編集自由度が高まる字幕

かく言う僕も、最近はこの手法を使うことが増えてきました。

いわゆるWEB動画というジャンルでは、ナレーションを使った映像はPR色が強く感じられ、視聴者が押し付けがましく感じることを避けるためです。

同時に、いまは映像にリアリティを求める空気も濃いため、撮影前に構図を決め込んだり作り込んだりせず、現場の雰囲気をそのままドキュメンタリータッチで撮影することが増えました。

 

大雑把な構成だけきめて撮影

シナリオは編集しながら考えます。そうすると、自然な流れで編集できてナレーションで強引に次に持っていく必要がありません。

画面にキャプションが必要だったり、ちょっと転換したい、ちょっと心理を誘導したい時にテロップを使うのです。同時に音楽や効果音を使って起伏をつくります。

 

ナレーション原稿 ≠ 字幕

ナレーションをそのままテキストにするのとは、ちょっと違います。

画面を見ればわかる、言わずもがななところには文字は入れません。テロップの文字は、文字情報であるものの画面の構図の一部として機能させているところも違います。

 

IN/OUTのタイミングにも気を使いたい

僕個人的には、画面下辺に字幕風に入れるテロップでも、画面の構図の邪魔にならないよう、できれば構図の一部として成立していて、かつ IN/OUTのタイミングも、映像の流れや音楽のリズム感を損なわないよう注意したいと考えています。

 

縦づかいの字幕

画面の左端や右端に縦づかいで書いた字幕も、アンダースーパーとの使い分けで、語り手を複数にすることができるのは、日本語ならではの特権です。

 

 

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