映像制作チームの編成に情実を挟まない主義

制作スタッフのキャスティング
映像プロデューサーにもいろいろタイプがあって、いつも同じメンバーでチームを構成することで、いつもと同じ品質を安定的に保とうと考える人がいます。

スタッフにとってはそういうチームの一員になれば、継続的に仕事が確保できていいのですが、多く場合、人はその状況に甘えてしまい、自己研鑽をしなくなってしまいます。こうしたチームから生み出される映像作品は凡庸で、オリジナリティに欠けているように思います。

 

僕はそういうキャスティングは嫌いです

クリエーターの得手不得手を考えながら、いつもできるだけ新しいスタッフ構成、新しい企画で臨みます。クライアントのオーダーは、よく似たものであっても、視聴対象者が同じであっても、人の心はうつろうもの。そもそも「飽きた」という印象を感じさせたらクライアントを失望させてしまい、次が来るとは限りません。

 

不安満載

もちろん新しい企画、新しいスタッフというのは不安も満載。撮影が終わるまで、編集が終わるまで、MAが終わるまで心配で仕方がありません。ぜったいに間違いなのない品質の映像を納品したいと考えるならば、同じスタッフ構成で望む方がぜったいに楽です。しかし、そうして出来上がる映像作品は、期待通りではあっても期待を上回るものにはなりません。

 

いつも期待の105%

僕の信条は、これをクライアントに提供し続けること。

期待の105%は、作品の出来だけでなく、制作プロセスにおけるクライアントとのコミュニケーションのすべてにおいて、そうありたいと考えています。

 

チャレンジし続けるクリエーターを探して

ところで、プロデューサーである僕がキャスティングするクリエーターのなかにはいつも新しいチャレンジを試みるクリエーターもいますので、そうしたスタッフがいれば、僕がキャスティングで冒険を冒さなくても毎回、新味も出て「期待を上回る出来」でクライアントを喜ばせられ、僕もちょっと楽です。でも、いつもチャレンジするクリエーターは、そう多くはいません。

また、僕も年齢を重ねてきて、仲間のクリエーター達もどんどん歳をとってきて、残念なことにかつてのチャレンジャーたちも、多くはもうチャレンジをやめてしまっています。

 

チャレンジャーは未熟!?

僕はチャレンジャーを探しています。チェレンジャーはやはり若いです。未熟な面もあります。だから、やっぱり心配です。不安です。

僕はいつもその不安と戦いながら仕事をしています。

おかげで、胃痛、逆流性食道炎はお友達。

でも、今日も映像制作ビジネス30余年の経験と勘(とセンス!?)で「これならいける!」と、新しいチャレンジを続けています。僕もまだ未熟ということかも知れません。

 

映像マンとしての完成形を目指す神野の年頭の戯言です。
 

 

 

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