テレビ番組の画面はどうしてあーも煩いのか!?

例えばこういう画面

 

僕は気になってしょうがない

特にバラエティー番組やニュースショーに多く見られます。

あまりにも日常的に目にしていて、「なにが!?」と思う人も多いことでしょう。

 

アナログテレビ時代の画質は640×480

近頃の家庭のテレビジョンはフルハイビジョンがほとんどでしょうし、番組を制作するスタッフも基本的に、1,920×1,080の解像度で完パケ(完全パッケージ)することを前提としていると思います。

テレビ番組は創成期から長く640×480のインターレース方式で放送されていて、その時代の画面(画質)ときたら、今の感覚で言えば「むちゃくちゃ汚い」「ボケボケ」でした。

こんな感じで、しかもアスペクト比が4:3でしたから、構図上の余白も少なかった。

 

テロップの文字数も制限があった

そもそもいくらテレビが大きくても(と言っても21インチが「大きいなあ」と言われていた)、解像度はたかが知れていますから、字幕(テロップとかスーパーとか呼ぶ)は、文字数でいうと横方向に14文字以上を並べると、文字が小さくて読めませんでした。

 

昨今のこうした「騒々しい画面現象」は地上波の番組で多く見られ、BS放送では同じ放送局のチャンネルでもいくらか少なくなります。

 

ここからが考察というか推察

  • 地上波デジタル番組の制作者たちは、昔(アナログ地上波)の癖が抜けなくて、テロップと言えばエッジ(輪郭)やシャドー(影)、はたまた文字に色を着けて表示しないと「見えない」「目立たない」と思い込んでいる。

  • アスペクト比4:3の比率に慣れた感覚からすると、16:9は構図上の余白があるように思って埋めたくなる。

  • 映像の中身とは関係のない情報を幾種類も表示することで、とにかく興味を引き止めておきたい。

  • BSの制作者たちは、比較的画像の美しさ、デザインに煩い人たちが放送開始初期に配属されたので、地上波より少しだけマシ。

こんなところではないかと思います。

 

よーは、作っている人たちの感覚が古いのですな。

しかし!

よく考えていただきたい!

 

愛がないのはよくない!

いくら軽薄で中身のない番組で雇われているカメラマンやディレクターでも(失礼!)、映像の構図や配色はちゃんと考えながらカメラを構え収録しているはずです。

 

その時のモニターやビューファインダーは16:9で見ているので、当然16:9の画角の中での構図を考え、色のバランスにも配慮してシュートしているはずです。

(注:予めテロップ位置を想定した構図で撮ることもあります。)

そうやって「心をくだいて撮影」した素材に対して、番組全体を演出、編集するスタッフが、どうしてこんなにも無頓着に画像をむちゃくちゃにしてしまえるのか。このことが僕はいちばん残念です。

 

たぶん、「画像の中身に集中していれば、周辺のテロップなど気にならない」とか、「気にしないでいいという暗黙の了解」が視聴者側にもある、と信じられているのではないでしょうか。

「どうせ視聴者は、そんなに真剣に見ていない」という話はよく耳にします。

僕は、なんだか視聴者を馬鹿にしているし、何よりも映像を作る者として映像に対する愛がないように感じます。

 

じゃあ我々はどうなのか!?

私たちB2Bの映像制作者がじつは密かに自負している、つまりあちらよりも真剣なのは、こういう部分です。

「映像をつくることを大切にする」

人が撮った素材(映像)を台無しにしてしまうのはよくないです。

 

私がせめて、というかいちばんやめて欲しいのはVTRを流している時に、スタジオのタレントの顔を丸ワイプで見せるやつ。
タレントのリアクションを見なければ、視聴者が反応できないとでも言いたいのか!?

ほんと見たくない!目障り!

Please reload

Recent Posts
Please reload

Archive