激動するB2B映像制作業界の2017年はどうなるのか

動画元年と言われたのはいつだっけ?
番組制作会社もCM制作会社も、ブライダルビデオ制作会社も、ホームページ制作会社も、はたまた素人さんも。あらゆる業者や個人がB2B映像制作の参入を完了?したのが今年という感じ。

でも、はっきり言ってごく一部の有能なプロダクションやクリエーターを除いて、この部門を軌道に乗せている会社(人)は少ないようです。

 

「そればっかり」ではいけない

さて、元来あたまがヤワコイことを売りにしている、こうしたクリエイティブ業界なのに、どうも映像を創ることについては出身業界の常識に縛られている人が未だに多いように思います。

 

映像は面白くなければいけない。

映像はわかり易くなければいけない。

映像は多くの人に見てもらわなければいけない。

映像は短くなければいけない。

 

テレビ系の出身者や広告業界に憧れる人はこう思い込んでいる人が多い。

一方WEB系の出身者はとにかく拡散第一。

ブライダル系の出身者は「デジタル一眼・ボケ命」だったり・・・。

 

媒体に乗る仕事をしてメジャーになりたい人は

この業界に向きません

もちろんプロダクションやクリエーターによってオリジナリティや特徴を持つことはいいことです。でも現実には放送やWEBに乗っからない映像の方が多いのです。B2Bの映像制作業の現場は、それこそ視聴者はほんの数人という場合だってあります。

そしてB2Bの映像制作のオーダーは、千差万別の状況と目的を持っているのに、僕はアニメが得意ですからアニメにしましょうとか、私はテレビ番組をつくっていましたからバラエティ番組調の動画が得意です、とかいう提案は自分本位でしかありません。

B2Bはクライアントのために働く仕事です。

まったくカメラに映らない対象を映像化したいというオーダーもあります。また、これまで誰も使ったことがない技術を試行錯誤しながら制作する場合だってあります。

 

こっそり教えちゃいますが、弊社では車のミラーがカメラ+モニターに置き換わった時にどう見えるか・・・みたいな、それこそ関係者しか見ない映像をたくさん作っています。

 

B2B映像は甘くない

映像の本質を熟知した上で、これまでに無い視点で、ごく限られた人(プロフィールが特殊)に訴求する映像を創るというのが、B2B映像の核心です。世間にありふれた手法や流行の方法で大衆受けするものをつくるだけでは、今後のB2B映像業界では食べていけないような気がします。

 

DSLRの神通力ももう効かない

ちょっと結論が飛躍してしまいましたが、DSLRでインタビューを撮って、話の内容に合わせてインサートを撮って、音楽一曲に乗せて編集して、いっちょあがり、というのはもうすぐ世間に飽きられ、もう少し構成を工夫しないと評価されない時代が来るような気がしますが、

でも、毎年毎年流行がきて、それをひとつひとつ体得していくうちに、最近にわかに増えた動画クリエーター君たちも、やがてオリジナリティを持つようになっていくのだろうな・・・。

それが始まるのが来年からくらいなのかな、と思う次第です。

 

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