パロディーならば著作・意匠にタダ乗りしていいのか?〜フランクミュラーvsフランク三浦事件

「誰も勘違いして買うことはない」

からということで、特許庁の商標無効の判断を取り消すというもの。

 

でも、よく考えて欲しいのだけれど、区別が出来るからと言っても、フランクミュラーの商標の上にアイデアを載せていることは明らかなんだから、いわゆる「特許」であれば特許侵害じゃないんだろうか?

元来パロディーというものはこういう性質を持っているものだから、構わないことになっているの!?

 

なんか嫌な感じがする。

パロディー商品という商材で利益を得ること自体は、ご本家の売上に損害を与えるものではないが、商売のモラルとしてはなんだかアザトくありませんか?

 

 

有名税?
と言われてしまえば身も蓋もないけれど、そのプロダクツのデザインを生み、商品を育て、ブランドイメージを長年築きあげてきた当事者にとって、揶揄や皮肉にもとれる扱い方をされることは、決して心地よいことではないですよね。

 

「それほど有名になったということだからむしろ喜ぶべき」という論調は、ひとごとっぽいと思う。

 

ずいぶんとイージーになってきた映像の著作権

映像制作にともなう著作権や人格権も、昨今随分イージー、ファジー、ルーズになってきたけど、著作や意匠というものは、侵された当事者にしかその痛みがわからないもの。決して財産や経済を奪取されたという痛みではない、心と尊厳の苦痛と言えばいいのかな。

 

こころが侵されるんだよ

世間のイジメの構図と同様に当事者にしかわからない、他人からは見えない痛み。

自分が時間をかけて情熱を注ぎ育ててきたものを壊される、(不本意に)利用される、改変されることの痛み。

あなたも考えてみてほしい。
 

 

 

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