top of page
Search
  • Writer's pictureTomizo Jinno

映像制作案件・アニメーションに騙されるな!(その1)

「実写」あるいは「アニメーション」で

と問い合わせ(見積相談)を受けることが、よくあります。IT系や医療系、あるいは士業ビジネスなどのPRは、撮影対象に困る(よく言う「絵にならない」という典型的事例)ことが多いので、撮影できないことは「アニメーションなら叶うのでは?」という連想をされるのだと思います。

「絵にならない」ということ

それは、モノが無かったり、カタチが無かったり・・・、「概念」「ソフトウェア」「ソリューション」がビジネスの核になっているため、いざ映像にしようとすると、もやもやとした雰囲気しか想像できず、具体的な画像を描き出すアイデアが浮かばいことを言います。例えば情報システムのPRを想像してください。そのシステムがロボットを動かすものであれば、コンピュータのキーを叩いて、ロボットが動く映像を見せればいい、と思うでしょうけれど、逆を言えば「それしかない」ことが問題になります。


PRするコトの本質を絵にするのが難しい

情報システムの役割は、ロボットを動かすという直接的なことよりも、むしろそれによって実現できる生産システム全体の効率化や、物流世界を巻き込んだ進化だったりします。では、それを撮影すればいいのでは?とお思いになるでしょうけれど、実際にそうしたシーンを撮影するには納入先(クライアントのお客さん)に撮影協力をお願いしたり、まったく別業界の企業に協力を仰ぐことになり、費用も時間も膨大になるため、費用対効果が合わず、現実的には、非常に難しいものなのです。

(明日につづく)

「絵にならない」ということ



bottom of page