top of page
Search
  • Writer's pictureTomizo Jinno

映像で記憶する人・映像の印象を記憶する人

東大生はなぜ東大生なのか

明石家さんまさんが出演しているテレビ番組で、東大生が暗算を競っていました。

驚いたのは、3桁のふたつの数字を並べて、ふたつの数字がそれぞれものすごいスピードで10回新しく替わるという計算なのだけれど、何度やっても計算間違いしないのだ。僕も子供の頃は算盤を習っていて、4桁くらいの暗算ならなんとかできた頃もあったけれど、今では絶対に無理。しかも同時にふたつの計算をするなんて・・・。天才は脳みそのOSが違うのですね。

画像を記憶する

多くの天才は、いちど見たものを細部まで画像で記憶しているようです。だから、そのいちぶでも見れば、全体に何が書いてあったか、描いてあったかも思い出せる・・・。そのものすごい記憶力というメモリーを使うから、演算スピードもアップする(天才的なことを言ったり、やったりする)のでしょうか。画像メモリーは、そもそもテキストよりも多くの容量を食うから、そもそも使える脳みその容量も格段に違うのでしょう。

細部を見ない人

これ、ぜんぜん話が違うのだけれど、映像をつくって人に見せると、その「見方」はほんとうに千差万別です。それこそ天才東大生ならば、いちど見ただけで、映像が何を言いたいのか、あるいは言いたいけれどうまく表現できていないことが何なのか、そういうことを全部言い当ててくれます。これ実際に経験しました。東大卒のお役人の仕事をした時に、その把握力・分析力に面食らいました。面食らったけれど、あまりに的確な指摘なので、そこまで真剣に取り組んでもらえた!と勘違いして嬉しかった記憶があります。

反面、ぜんぜん見ていない人もいます。まるで上の空で見ていたように、映ってもいなかったことを、あたかも見たように評論する頓珍漢さんもいらっしゃいます。これ、映像を作った僕に問題があるのか?なんて考えても、大方は答えが出ません。ただ「見ていないだけ」のようです。

映像を表面的に眺めるだけ、という人は世代を越えて増えている感じです。

ネットに玉石の「動画」が氾濫して、「動画に意味なんてない」と思うようになったのかな。なんとかせにゃいかん、とは思っています。

映像で記憶する人・映像の印象を記憶する人

愛知・名古屋の映像制作会社なら株式会社映像設計です。

bottom of page