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  • Writer's pictureTomizo Jinno

企業の採用・リクルートのための映像制作・動画制作

リクルートビデオ=会社案内だった

ひと昔前、VP(企業ビデオ・ビデオパッケージ)が平均して15分前後の長さ(尺)を持っていた頃は、会社案内ビデオの制作と同時に、企業情報に採用情報を少しつなげたものを「リクルートビデオ」と呼んでいました。


建前よりも社風を伝える映像が欲しい

僕個人としては、リクルートビデオ=会社案内ビデオとするのは、会社にとっては当たり前のことでも、見せられる学生・求職者にしてみれば「会社の表向きの情報」=建前でしかなく、そこに長く働こうかと考える上ではもっと知りたい重要な情報がある。学生たちは会社の雰囲気・社風や経営者や、先輩たちの生の姿が知りたいのではないかと思っていました。


セミドキュメンタリーでリアルに伝える

そこで、僕が好んで提案することが多かったのが、セミドキュメンタリーで職場の新入社員や先輩社員を追いかけるという手法です。学生や就職課の先生たちが本当に知りたい情報を、本当らしくリアルに伝えらえるからです。今から20年位前からでしょうか、社会全体でも新卒採用が売り手市場な面が強くなり、企業情報、福利厚生や給与といった情報よりも、人間関係や研修制度など、自分個人の志向にどれだけマッチしているかを測る情報が求められるようになったような気がします。動画・映像はまさにうってつけのメディアでした。


ハンディーカムの登場でリクルート映像に革命が

その頃、映像収録機器にも革新的な進化があり、片手で持てるハンディーデジタルムービーカメラが非常に安価に出まわるようになり、それまでの大きなカメラでは難しかった、人の自然な様子やお話を収録することがとても簡単になってきたのです。人は大きなカメラを向けられると、どうしても固くなり不自然な言動になってしまうものです。 本格的なビデオカメラは1日稼働させると、機材とスタッフで20万円にもなったあの時代、10万円で買ったハンディカムをディレクターやADも、演出しながら片手で自分もカメラを回すということを始めたのです。リクルートビデオであれば、会社内で働く様々なひとの、普段の様子がじゃんじゃん撮れるようになったのです。それまでの不自由、不自然なドキュメンタリー取材から考えれば、それはもうウハウハな気分だったことを覚えています。


今は短尺にシネルックで

そして時代は流れて、2015年の今。ビデオはDVDとも言わなくなり、動く映像はみんな「動画」と呼ばれる時代。動画の長さは3分迄!とか言われるようになりました。勢い、ドキュメンタリーは構成的に成立しませんが、画像のタッチだけはシネタッチ、シネルックなドキュメンタリー風に処理して編集する場合が多いようです。

株式会社映像設計が作るリクルートビデオは、短尺でも中身が濃く、しかも映像のタッチは若いひとたちにも「カッコいい」と言われるものでありたいと思っています。名古屋・東京でリクルート・採用のための映像制作、動画制作をお考えの時は、是非当社のプロデューサー、ディレクターにご相談下さい。

(2015年7月20日のブログをアーカイブ)

建前よりも社風を伝える映像が欲しい



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