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  • Writer's pictureTomizo Jinno

テレビ番組と回帰願望と映像技術の進化

Updated: Jun 22, 2023

改編期テレビ番組編成がいつもと違う

新番組のキャストをチームにして、いくつもの番組チームがひな壇に並ぶ・・・そういった番宣バラエティ番組が作れないためか、昔の大作ドラマや大物歌手のコンサート録画などの番組が数多く放送されています。


どこかホッとしてしまう

ストーリーも演出法、番組の作り方も、みな昔しならではの「普通」な感じ。この「普通」を「お前は古いんだよ」と言われてしまえば、返す言葉がありません。でも、海外のドラマを観ていると(これらもほんの少し前の制作だけど)、同じように「普通」の制作法で作られているところを見ると、今の日本の番組(とくにドラマ)制作技術(演出法)は、退化している、素人臭いように思えてしまうのは、僕だけでしょうか。


日本では映像技術が継承的に発展しない

先輩の技法をすべて「古い」と切り捨てていて、若い自分の感覚が新しい(正しい)と思い込んでいるような印象です。僕は番組演出家ではないので、やっかみでもなんでもありません。映像制作技術や演技法を教える学校は、日本ではあまり権威がないし、目立った成果を上げているようには見えません。


若い=頭がやわこい?

はっきり思うのは、これは逆だと思います。数少ない経験から「これしかない」「これがいい」と思い込んでしまうのは、頭の硬さの前に単に不勉強を恥じない自信過剰じゃないのかな、と思ってしまいます。とにかく狭い世間の中で、ものごとを断定的、普遍的であるかのように言うのはやめたほうがいいです。また、そのように根拠のない自信を植え付けるような学校教育や家庭教育も、そろそろやめてほしいな。

若い=頭がやわこい?

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