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  • Writer's pictureTomizo Jinno

自動車関連会社の未来像と採用動画

半年ほど前に、ある自動車部品商社の広報担当の方から相談されました。

「採用活動のための映像をつくりたいので企画から考えて欲しい」

と言われましたが、結局制作には至らなかった案件がありました。


自動車の電動化は不可避?

世界の自動車産業は、電動化に向けて雪崩を打っています。また様々な経済論評は電動化に対する取り組みの遅れは、そのまま時代遅れ企業のレッテルを貼っているかのようです。 「自動車」が継続的に社会にあり続けることを疑う人は少ないようですが、エネルギー源が化石燃料から、脱炭素を実現するエネルギー利用にシフトしていくことは、世界共通の決定事項のようです。中でも電動化(モーター駆動)は自動車自体の構造に大きな変化をもたらし、部品点数の大幅な減少により、自動車部品の中には今後なくなるものさえ出てきます。そうした部品製造に特化したビジネスを展開してきた企業は今、存亡の危機の直面していると言えます。


深刻ではないのに深刻と思われる 特に深刻なのが、現在はまだ需要があり当面は安定的に売り上げをつくることができるにも関わらず、働き手の確保が難しくなっている企業です。中でも新卒採用では学生等の目に触れ、耳に届く情報に、自動車部品関連産業の明るい情報は少ないため、優秀な人材の確保がたいへん難しくなっているようです。 そこでその対策として期待されるのが「映像のチカラ」なのですが・・・。


映像(動画)はバカ正直者 今の若い人たちの気持ちを引き寄せるのは動画がいちばん!との認識は間違ってはいないと思うのですが、企画を依頼される私たちは、途方に暮れる・・・ことがよくあります。 動画のチカラは確かに強いのですが、「良い話」をチカラ強くアピールすれば視聴者から良いリアクションをもらえるのですが、「たいして良くない話」をチカラ強くアピールしてしまうと、むしろリアクションは最悪になってしまいます(いわゆる「しらける」)。

「電動化の流れに対して、御社の取り組みは?」 とお尋ねしても回答をいただけない場合は、そういう話題を避けた動画をつくるわけですが、視聴者である求職者のみなさんはよく調べています。いちばん知りたいけれど、ネット上でなかなか見つからない「この会社のビジョンは?」というシンプルな疑問に答えない動画は、「なにか隠している!」「この会社に未来はないの?」と受け取られてしまうため、返って逆効果な動画となります。


動画の前にビジョンを策定 かといって一般的に、動画を制作するご担当者が会社の将来像、経営企画に関するところまで踏み込むことはできませんので、いちど会社のみなさん(経営層)と相談の上、企業としてのビジョンを策定して下さい・・・とお願いするしかないのですが・・・。 ビジョンを策定するというプロジェクトは、非常に重い作業であるため経営者のみなさんの覚悟が試されるものです。弊社のような、いち映像制作屋の出る幕ではないので、冒頭の会社の方には「大手コンサルティング会社か広告代理店とご相談いただくのがよろしいかと思います」と申し上げた次第です。

もちろん相談いただけるなら、喜んで協力させていただきます。

自動車関連会社の未来像と採用動画



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