• Tomizo Jinno

映像制作会社とユーチューバーとの違い

Updated: Apr 22

動画クリエーターは「得意」がひとつある ユーチューバーに代表される動画クリエーターは、ある一定のターゲットに対して、一定の手法を磨き上げることに専念することで、その作品事例をもってクライアントに信頼と期待を得て、案件を受注することが多いようです。 「得意」がたくさんある映像プロダクション 私たち映像プロダクションがよく尋ねられる質問に「どういう動画が得意なんですか?」があります。そういう時に「なんでも得意ですよ」と答えると、「あー、なんでも屋さんなんですね」と捉えられます。いいえ違います「なんでも得意なんです」。

映像プロダクションの「プロデューサー/ディレクターには、動画クリエーターが10人くらい同居している」という感じです。もちろんプロダクションにもいろいろあり、テレビ番組やCMが主の会社もあれば、弊社のようにB2B映像オンリーの会社もありますので、得意なジャンルの傾向はあるにはあります。でも、守備範囲の広いディレクターなら、おおよそどんな手法の映像でもちゃんと企画もでき、演出もできます。 目的と状況に合わせて使い分ける 予算30万円で効果を上げたい。希望している動画のイメージにぴったりの実績作品がある動画クリエーターが居る。ならば、その動画クリエーターと交渉するのが良いと思います。 いっぽう、予算金額が50万円以上あるならば、自分たちでイメージを決め込まず、訴求テーマ、対象、目的を細かに映像プロダクションに伝えてみてください。私たちは映像の世界を内側から、外側から365日関わっています。その映像のプロが、その目的に対して最も今、効果が上がる企画、手法を提案します。多くの場合、あなたが思っていた手法と異なった、もっと効果が高く、しかもリーズナブルな方法を提案してくれるはずです。

予算が掛かからない「セミナー動画」は効果的か? 最近多い「セミナー動画」というのは、撮影コストも低く、映像編集も簡便な場合が多いので、非常に安価に制作可能です。しかし、結局のところ、講演者のお話が中心で進行するため、映像(ムービー)ならではの「わかりやすさ」はあまり発揮されず、ローコスト・ローパフォーマンスと言えます。クライアント企業の制作担当者の方は、講演者さえ決めれば、コンテンツはお任せにできるため、このタイプに人気が集まっているようです。 モーショングラフィックスの方が効果的かも むしろ、画面には出演者は出ず、ナレーション(解説)で模式図をアニメーションするようなモーショングラフィック映像の方が、視聴者の理解は進むことが多いです。もちろん模式やアニメーションの質が分かりやすさを左右しますので、この部分のクリエーティブのレベルによっては、一般的なセミナー動画よりも高額になります。ミドルコスト・ハイパフォーマンスあるいはハイコスト・ハイパフォーマンスです。 プロダクションとの仕事は面倒臭い!? 私たち映像プロダクションは企画書やシナリオ、絵コンテや整然としたスケジュール表を提示することで、相互のイメージをすり合わせ、齟齬が発生しないよう密接にコミュニケーションをとります。とうぜんクライアントのご担当の方にも、多くの確認作業や調査、調整が必要ですので、業務負担は相応に発生します。数多くの手続き、コミュニケーションが必要で、とても面倒な仕事の進め方に思えるかも知れません。 ビジネスは「有言実行」によって評価される 動画クリエーターに「安くお任せする」か、映像プロダクションと「一緒に作り上げていく」か。きちんと成果を上げる「良い仕事」は、クライアント企業とプロダクションの二人三脚が上手く運んだ時に生まれます。これは私の35年の映像制作ビジネス経験で得た法則です。 B2B映像プロダクションは、ソリューションを把握し、コミットメントを提示して、目的の成果を上げる会社です。