• Tomizo Jinno

BtoB映像(動画)編集と試写のプロセス

「仮編集」ってやってますか?

20年ほど前までのアナログ撮影、アナログ(テープ)編集の時代には、仮編集と本編集というプロセスが分かれていて、前者はディレクター自身が行うのが普通で、後者がポスプロの高価な機材を使って編集専門の技術者がディレクターの指示をもらいながら、仮編集の順で画像をつなぎ、時に技巧を凝らし、また画像自体を補正して仕上げる・・・というのが一般的でした。仮編集試写でクライアントOKが出たら、本編集は原則的に「変更不可」でした。


かつて「編集」という職人がいた

映像(フォルム)の世界が長かった演出家の場合は、仮編集もエディター(編集専門スタッフ)にシナリオと素材を渡して「お任せ」編集する人も多くいました。

理由の一つは膨大なフィルム素材の中から、OKカットを探し出す作業自体に時間も掛かったこと、演出家はいくつも仕事を掛け持ちしているものなので、時間が掛かる編集を自分でやっている時間がなかったことがあるのですが、同時にカットのつなぎ方自体が編集やさんの技能や個性として、尊重されていたからです。


編集の文法「プロトコル」があった時代

つまり、いずれにせよ編集という作業に複数、何人かの感性と技術が関わっていたので、編集のプロトコルというのも、自ずと人から人へ伝承され、平準化・普遍化するチカラが働いていたように思います。

翻って今はひとりで編集完結

初めて編集する時点から、ほぼ「本編集」に近い技巧を加えるのも当たり前になりました。デジタル・ノンリニア編集で技巧を凝らす編集は、少し前まではちょっと勉強して練習しないとできないものでしたが、それもかなりの演出家が習得してしまっています。

従って、クライアントが初めて目にする試写映像はすでに完成映像に近く、音楽さえも入っている、さらには演出家自身の声で「仮ナレーション」も入っているのが普通になってしまいました。


編集のセンスに大きなバラツキ

クライアントにとっては製作期間が短縮され、納期も早くなりますので良いことずくめのようですが、編集技能、センスのバラツキが否めないことは、ちょっとデメリットです。

BtoB映像制作会社は、編集専門スタッフを別に置くなんていう贅沢は許されないので、案件の制作期間やスタッフの空き状況によっては、演出家自身が編集する場合もあれば、忙しいのでアシスタントにやらせてしまうこともあります。作品事例を見て期待して発注した制作会社でも、完成作品にバラツキが出ることもありますので、発注されるときは制作体制についてもよく確認、念を押したほうがいいかも知れません。

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