Tomizo Jinno
BtoB映像のアニメーションにはいろいろある
お客様からお作りになりたい映像のイメージを伺うと、「アニメーションで」「実写とアニメーションを組み合わせて」といったご要望をいただくことがあります。
「アニメーション」の捉え方
これをお読みの方は、ビジネス映像において「アニメーション」と言った場合、どのような手法の映像を思い浮かべるでしょうか
TVアニメ番組のようなアニメーション
テレビ番組で言えば「サザエさん」もアニメですし、「名探偵コナン」のアニメです。昔はセル画を1枚1枚描いて映画フィルムで撮影、秒間24コマとか8コマで動く映像をつくりましたが、今はほとんどがコンピュータによって描かれています。BtoBの映像制作について打合せする際の「アニメーション」という言葉を、こうした「キャラクターが出てきてお芝居をするアニメーション」のことを指している場合。
2DCGが連続的に動く
機械や器具を説明する際、そうした事物を平面(二次元)コンピュータグラフィックスで描き、連続的に動かしたり形を変えて見せること・・・、こうした映像のことをアニメーションと呼んでいる場合。3DCGが動く場合を、アニメーションと呼ぶ人はあまりいないように思います。
「2Dイラスト+テキスト」が動く
今流行のモーショングラフィックスとかインフォグラフィックスという手法です。具体的な撮影対象物が無い、「概念」や「ビジネスモデル」などを、イラストと文字で静止画のグラフィックデザインとして描いた後、その中のオブジェクトや文字を動かし(アニメーション)て、ナレーションや字幕で説明している内容を直感的に理解できるよう補助する。これをアニメーションと呼ぶ場合。
今少しご説明を加えてください
WEBで増えてきた外注見積もりサイトや、メールを利用して映像制作会社に要望を伝える時には、単に「アニメーション」と書くと、上記のようにアニメーションにもいろいろありますので、ぜひもう少し詳細を書き添えてくださると助かります。
