• 名古屋WEB動画制作所  管理人 神野富三

映像のテロップ文字に輪郭をつけて目立たせること


むかしは「エッジ」と「シャドー」しかなかった テレビ番組では画面に入れる文字を目立たせるために色をつけたり、周辺を縁取ったり。昔で言うところのエッジ(輪郭)やシャドー(影)を付けることが当たり前、という傾向が今だに変わらないのはなぜなのか?

ずーっと考えているがわからない

この度弊社のBtoB映像制作においてもクライアントから再三にわたり「読みにくい」「見えない」から、「文字に色を付けるか影をつけて読みやすく!」と要望されました。

最近の映像はフルハイビジョンでプログレッシブばかりなので、むしろテロップにエッジをつけると「カッコ悪い」と言われることが多く、こうした指摘は久しぶりでした。

「読めない」ストレス

背景が白っぽいところに白文字は確かに、読み取ろうとすると読みづらく感じるけれど読めなくはない。本来それらの文字は読めなくても問題ない映像になっているから、視聴者が読めなくてもある意味問題ないのだが、視聴者が感じるその「(読めない)ストレス」が問題なのだと思う。

たぶん視聴者にも2通りあって、テレビ画面の文字を中心に観ている人と、映像を中心に観ている人だ。ひとまず「大人な対応」をしましたが、そこである仮説を思いつきました。

文字がケバイのがテレビっぽくて良い

それは「BtoB映像であっても『テレビ番組みたい』であることが、映像品位が高い」と考える人が一定数がいるという仮説です。上のクライアントさんの場合、これまで長年映像制作を発注して来たプロダクションが、テレビ局系の制作会社だったので、そういう仕事を見慣れていることもありましょう。

一般的には今はテレビ離れが進み、最近はWEB上で映像を見ることに慣れている人の方が多いと感じている僕には、目から鱗でした。

フルハイビジョン画質なら、エッジはつけなくてもたいていのテロップは読めます。BSのフルハイビジョンの映像が美しい番組には、テロップに輪郭がついていないものがたくさんあります。しかし地上波のテレビ番組では、解像度が1440×1080のインターレースのためか、今だにSD時代同様のテロップが蔓延しています。

文字なしでは成立しないテレビ番組

地上波デジタルの番組は、フルハイビジョン画質には及ばないものの、昔のSD画質より5倍画素数があるのですからSD時代同様の輪郭処理は不要のはずです。

テロップを強調するテレビ番組は、映像では不足する情報を文字で付け足さないと何が言いたいのかわからないので、どうしても読んでもらわないと困るのかもしれませんね。

映像そのもので伝えるBtoB映像

伝えたいことは映像で伝えることを前提に、文字情報は極力減らしたい。映像が海を越えて視聴されることが当たり前のいまの時代ならば、なおさら文字に頼るわけにはいきません。言語を越えてメッセージが伝わることは、ある意味で映像の仕事の大原則です。

BtoB映像は映像派?

BtoB映像業界で文字情報を多用する演出家は、テレビ番組制作出身者がたしかに多い。映画監督の宗派?として、よく「映像派」という表現が使われますが、BtoB映像プロダクションの演出家の多くは実は映像派です。文字情報はあくまで映像の補足なので、できるだけ遠慮気味に出したい。(画面のグラフィックデザイン要素として文字をデザインしてる場合は別問題とします)

ノーナレは昔かある方法です

ただ、僕も文字を多用する時があります。

ナレーションなしのドキュメンタリーで、視聴者に映像の読み取り方を誘導する場合です。

NHKのドキュメンタリー番組で「ノーナレ」というのがありますが、まさにアレです。

文字に頼るわけですから、これもある意味インチキなんですが・・・。

ほんとうは、テロップは「タイトル」「名称」「諸元」くらいに留め、形容詞や感嘆符は、できれば使いたくない。映像の敗北のように思うから。

せめて、テロップにエッジをつけるの、もうやめません?


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