• 名古屋WEB 動画制作所 管理人 神野富三

音声は嫌われ者!?WEB動画の視聴特性


鳴り響く動画の音声 たしかに誰もが経験あるのが、マナーモードないしはボリュームを下げてあったはずのスマホで動画をクリックしたら、思わぬ音量で音が流れてしまった、という経験。

僕自身、スマホ、タブレットに関わらずノートPCでも常時音を消しているか、極限までボリュームを抑えていますので、期せずして大音量で音声が流れてしまうと、自分の不用意もさることながら、その音源となっている動画に嫌悪感を感じてしまうのも正直なところ。動画に罪はないのに、とんだとばっちりです。

映像(動画)を作る者として、音声が嫌われてしまうと、正直ちょっと困ります。

映像+音声=100%

人間は目から入ってくる情報も、耳から入ってくる情報も、単位時間あたりの限界値というのは必ずあります。別な言い方をすれば情報の伝達スピードは、人間の受容可能なスピード以下に抑えなければなりません。

僕ら映像制作者はその許容値を超えない程度に、映像、音声それぞれの情報量を一定以下に抑えるシナリオを設計し、映像+音声の合計値でちょうど良い情報量を伝え、さらにその相乗効果で「理解」や「情感」を促進しています。

このように通常、映像は音声と対になってたくさんの情報(メッセージ)を送るよう設計しているのに、音声が使えないとなると、画像側にすべての情報を載せて送り出さなくてはならないのですから、制作者としては頭が痛いことです。

情報量でいえば、感覚的に半分の容量しか使えない、という感じです。

画像に過剰な情報を盛り込むと

音声が使えない分、映像には単位時間あたりに過剰な情報を盛り込むことになるので、視聴する人は集中しきれず、映像に「入れ込む」というよりは、画面からなんとなく印象を感じ取っているだけになります。あるいは、そもそも情報量を極端に減らして、例えば「気持ち良い」という印象だけを醸成する、という戦略もありかもしれません。

いずれにしても「サイレント」のわけですから、ふつう音楽や効果音によって簡単に設定できるはずの、ムードや世界観も、完全に視聴者の先入観や思い込み、勝手な思いに委ねざるを得ないというジレンマに陥ります。

いきおい、音声創作がおろそかになっている現状

ボリュームを上げてもそもそも音が付いていないWEB動画というのも、まだそう多くは無いのですが、でも僕にはやっつけ仕事が多いように感じるのも正直なところです。

動画を創作する側にとっては、ちょっと力が入らないようになってしまたのが今の時代ですが、やはり「お!これは!」と思った動画は、必ず音声ボリュームを上げてもう一度再生してもらえるはず。

良い映像には良い音を!

良い映像に良い音が付いて入れば、その映像作品の品位は映像だけの場合の数倍にもなると思います。若い映像クリエーターさんたちも諦めずに、動画の撮影や編集に割くのと同じくらい、音の作業にも時間を割いて欲しいですね。


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