• 名古屋WEB動画制作所 管理人 神野富三

撮影機材・プロ用/業務用/民生用


プロ用と民生用で画質に差があったむかし

10年程度前まではプロ用、業務用、民生用のカメラは明確に解像度や発色に差がありましたが、今や殆ど無いと言っても過言ではありません。

でも、相変わらずこうした機材のレベルによるランクづけは残っています。無論価格もハイエンドとローエンドでは桁がいくつも違います。

カメラなんて10万円もあれば買えるじゃん

B2Bの映像制作業をしていると、予算の制約から機材についても安価なものを使用することを暗に求められることもあります。

しかし、本音を申し上げるとできれば民生機よりも業務機、業務機よりもプロ用(放送用)機器を使いたいです。

こう言うとたぶん「何言ってんの?テレビ番組でGoProとか使ってるじゃ無い!?」と突っ込まれます。GoProは、ご存知、数万円からで購入できる、それこそおもちゃのようなカメラです。たしかに解像度から見ればハイビジョンどころか4Kだって撮れてしまうし、普通では見られないような視点や視野の映像を見せて楽しませてくれます。

GoProで番組は作れるか?

でも、このカメラを映像制作のメインには使いたくはありません。「・・・たくない」と書いたのは、例えばけっしてこの機材だけで番組が撮れないわけではないからです。企画によってはできちゃうかもしれませんから。でも、普通の映像作り、普通のこれまでの常識的な番組を制作するには、このカメラでは必要な映像を撮影することは非常に困難だし、もしできたとしてもとてつもない時間と労力が必要です。

どうしても無理な構図もあるでしょう。たぶん「変な番組」と言われるでしょう。

でもでも、問題はこれだけじゃない

というか、そんなことではないのです。メーカーさんは、民生機カテゴリーの機器にトラブルが起こったり、壊れたりすることについて、まったく保証していないということです。しかも使用方法や映像品位についても、業務レベルでの能力を「保証」しているわけでは決してありません。そもそもそこまでの品質設定をして製造していません。

あくまで「匹敵する映像を撮影することができる(かもしれない)」と言っているだけです。プロ用、業務用は一定以上のハードな使い方や、長時間使用にも耐えられるようリスク管理がされ、保証されている能力が出力できない場合は、修理や交換してくれるし、修理中は代替え機を貸してくれたりもします。これらのことに掛かるコストはもちろん機材の価格に転嫁されているので、プロ用、業務用は高価なのです。

デジタル一眼レフカメラだって基本的に民生機

たとえばDSLRと呼ばれる、デジタルの一眼レフカメラを使えば、ものすごい綺麗な映像が撮影できるのは事実ですが、それらの機材にしても本体は数十万円で手に入るものです。この価格でプロ用のスペックをメーカーが保証するのは、実はとても怖いことです。日本の高度な技術はプロの使用に耐えられる性能を民生機で実現していると言えますが、一部の機材を除いてやはり民生機扱いのカテゴリーに入れてあり、ユーザーの高度な要求からは逃れられるようになっています。本当のプロ用の使用現場での耐久性や安定性、操作性については想定外だと思います。

民生機は制約を承知の上で使う

民生機とは、プロが求める性能(操作性はもちろん、躯体の耐久性、電子部品の長時間の安定性、耐久性、映像やデータのモニター機能やデータスペックの微細な可調整性など)に制約がある機材ということが言えます。

従って、プロのカメラマンや技術者がそういう機材を使うことがあるとすれば、細かな画質の管理には目を瞑り、壊れることがあるということを大前提として、予備機材をいくつか準備した上で、それでもうまく撮影できなかった時は「そういうこともあるよね」で済む時だけです。だから、プロはそういう機材に頼って仕事をすることは原則的にはできないのです。

でも、現実的には使いますけどね。

もちろん、それはお客様が事情を理解していただける時だけです。


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