• 株式会社映像設計 代表取締役 神野富三

2016年の映像制作業界はどうなるのか(B2B限定)


4Kってどうなのよ? カメラの主流は4Kにはなるものの、4Kテレビモニターの普及がまだまだ進まないことと、映像編集するためのパソコンのスペックや作業時間の増大に順応するには今少し時間が掛かると思います。

編集の主流はFHD

撮影素材は4K、編集時の解像度設定は当面FHDが主流ではないでしょうか。これが4Kでの完パケ(完全パッケージ:編集、音楽、音声を一本化した完成品にすること)になると、今流行りの動画共有サイトが膨大な容量アップをしなくてはならないし、通信容量もいまの通信環境ではまだ耐えられないですよね。

いっぽうで、DVDというメディアは どうなんでしょう。

今はまだ我々が受ける映像制作の注文も「FHDで制作して納品はDVDで。ネットに上げるかもしれないし、PCでプレゼンすることもあるから、念のためFHDのデータも頂戴。」ということが多いです。

けれど、ご存知と思いますがDVD-video(家庭のテレビモニターで視聴するためのDVDプレーヤーで見られる)というのは、ピクセル数(解像度)でいうとマックスで854×480ピクセルしかないので、HD(1,280×720)やFHD(1,920×1,080)に慣れた私たちは、そろそろこの画質に耐えられなくなると思います。

ですから、DVDという板メディアでなんとか維持してきた、私たちの「形ある納品」形態もいよいよ姿を消す可能性が高いと思います。

ブルーレイディスク(BD)は?

データ容量、読み書き速度の速いメディアには現在BDがありますが、このオーダーは現在ほとんどありません。ブルーレイディスクプレーヤーで再生するよりも、パソコンに解像度の高い動画ファイルを入れておいて、メディアプレーヤーなどで再生する方が操作性がよく、ビジネスシーンでは勝手が良いからでしょう。

撮影技術を補完するマシーンが定着

ここまでは画質面での事でしたが、DSLR(デジタル一眼レフカメラ)による動画撮影があたりまえになり、その撮影技術を補完、補強する道具が次々と発売された2015年。2016年はそれらを使いこなすカメラマンが、どしどし、これまで見た事が無いような映像を見せてくれるでしょう。

最新の4Kカメラに搭載された新技術、空撮概念を替えたドローンの操作性や操縦技術の向上、OSMOに代表されるような、手持ちカメラのスタビリティを飛躍的に向上させる機材によって、またしても経験の浅いマルチクリエータが映像界の経済地図、人材地図を乗り換えていくに違いありません。

映像設計は2016年も変革とチャレンジ!!

さて、そんな2016年にあって弊社は、頭をさらに柔軟にして、新しい発想、新しいクリエーション、新しい世界を追求していこうと心に決めています。


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