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  • 神野富三

映像と旅行、写真とホームページ

Updated: Dec 29, 2020


一枚の写真から

一度も行った事が無い地方や国へ旅行をしようとする時、今の時代、目的地を選択するための情報は溢れるほどありますが、中でも多くの場合決め手は「一枚の写真」ではないでしょうか。写真は雑誌やガイドブック、ホームページの読者の心を瞬間で掴む、情報としてはピカイチの力を持っています。無意識であっても、その写真の記憶はなんらかの影響を与えているに違いありません。

動画は写真にはかなわない!?

旅の目的、楽しみ方は人それぞれですが、その土地に関するイメージ(期待・先入観)を裏切ら無い「風景」と、季節や情緒などの「情感」が同時に目に飛び込んでくる写真のインパクトは、クリックというひと手間や、視聴する時間を要する動画では、どうしても引けをとります。

一枚であっても情報は盛りだくさん

ところで、たった1枚の写真であっても、人はそこから最大限の情報を読み取ろうとします。例えば宿泊するホテルを選ぶ時、その外観写真一枚からでも、人はホテルのロケーション(立地)はもちろん、格式やホスピタリティのグレードを測ろうとします。

 ですから編集者やカメラマンは、そのことをよく知っていて、読者に選ばれるため、事実としてそこにある景色からベストな構図を切り取ります。1枚で表現仕切れ無い場合は、数点の写真でコラージュして、全体をイメージさせることもあります。

そこが怪しい

でも、旅慣れた人や広告関係者であれば、その「切り取られた写真」から、むしろそのホテルが見せたく無い部分を感じ取ることもあり、切り取れば切り取るほど、嘘がバレるということも肝に銘じておかなくてはなりません。

動画は正直者?

その点、映像(動画・ムービー)は、もっともっと嘘がつけない媒体です。

もちろん構図を切り取ることはできますが、ムービーの場合は、切り落とされた部分が何であるか、専門家でなくても視聴者は如実に感じ取ってしまうからです。「ここが映ってるのに、なんであっちは映ってないの?」と感じちゃうのです。

 裏返せば、動画でホテルの紹介ができているのならば、施設やホスピタリティに相当の自信があることの証明でもあります。もちろん、動画を見て「このホテル、実態がぜんぜんわからない!」と感じる場合は、怪しい!と思った方がいいですけど。

観光誘致を動画主力で行うホームページ

ホームページで映像(動画・ムービー)を使って観光誘致や旅館ホテルの誘客をしたい時、その映像ファイル(コンテンツ)には二つの役割があると考えてください。

サムネイル命

ひとつはもちろん動画で「より詳しい情報」「より深い情感」を伝えることですが、もうひとつは切り出した「サムネイル」が、この記事の冒頭で書いた「たった1枚の写真で」の役割を果たすということ。瞬間の画像が期待する風景と情感を表していることです。

 サムネイルとは、すなわち動画の中から一瞬を切り取った静止画ですが、今の時代は「写真」としての品質をクリアする高精細画像ですので、十分にホームページを飾る1枚の写真になり得ます。

スチールさんを同行するのも一案

でもこれ、よく考えてみれば、映画の世界では昔からある手法ですよね。映画のスタッフロールを見ていると、必ず「スチール」という職名が出てきましたよね。ロケの現場に入って、ここぞというシーンでは、ムービーシューティングの合間に、広告宣伝のためにそのシーンの写真を撮ったものです。今は別撮りが多いのかな?

静止画(写真)も撮っておこう

ですから、動画(映像・ムービー)を制作する時は、決め手となるシーンでは、同じ構図か、少し広めの構図で同じカットを写真に収めておくと、ホームページにアップする際に、動画とリンクした素敵なページが作れると思いますよ。

もちろん観光誘致ならば名古屋WEB動画制作所

こちら「伝来半島・知多半島」名古屋WEB動画制作所がオリジナル制作した観光誘致のためのホームページです。20本あまりの短編映像を収容していて、ページを彩っている画像はすべて動画から切り出した静止画です。この動画は720×480でつくったものですが、これだけの雰囲気は出せます。ぜひ参考になさってください。


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