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  • 名古屋WEB動画制作所管理人

動画制作と映像制作会社

Updated: Dec 29, 2020


「動画」への抵抗感

映像制作業界や広告代理店は、「動画制作」を生業に加えることに今も躊躇しています。「動画」は素人ないしは異業種の人が制作するものであり、もしそれに手を出すと「プロじゃ無いなこいつ」と思われてしまうのではないか、という先入観があるようです。そう言う私も「動画」という呼び名には今も抵抗があることは事実です。

「動画」というと、カメラマンがディレクターを兼ね、編集までやってしまう、というスタイルで制作するショートムービー。だいたい3分程度まで、というイメージではないでしょうか。


受注自主規制

しかし映像制作は、どんな企画でもこのスタイルで行けちゃうわけではありません。むしろ行けないことの方が多い。出演者やセット、大道具が必要な企画では、少人数のスタッフでは制作できません。スタイリストやデザイナーなど様々な分野の職人に参加してもらわなくてはなりません。

ですから代理店や映像制作会社は、お客さんから「動画を作って・・・」と言われたら、「予算は(映像制作の)1/10だな・・・」等と考えてしまうので、受注自体を避けるか、企画の幅を大きく狭めて外注費が出て行かない、完成が確実に読める(よくある)企画を提案するよう自主規制します。

「動画制作」という意味

話を戻すと、つまり、制作の取り回し(マネージメント)が楽でリスクがない映像制作、今はそれが「動画制作」の本質のように捉えられているのが現状です。

旧弊を変えたい

名古屋WEB動画制作所は、この動画の定義を覆して行きたいと思うのです。

いまもワンマンプロダクション・YouTuberたちは、機材を駆使して斬新な視点やカッコイイ編集で「動画」を見せてくれますが、やはり単調さ、単純さは否めませんし、プロというには企画の幅が狭すぎます。しかし彼らが遠からず「映像の構成」や「映像と音との妙」などにも関心を持つようになった時、優秀な映像制作マンがゴマンと現れ、旧態然とした映像業界もその脅威に気づき、新たな進化を始めるのではないかと思います。

名古屋WEB動画制作所は、その先を行きたい。単調でシングルイシューな動画ではなく、映像制作会社として誇りを持って、短い中にも深さと味わいのある映像作品をWEB動画として提供していきたい。それが我が社の願いであり、私の夢です。


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