Tomizo Jinno
研究技術開発を伝える展示映像制作
モーターショー復活?
世界中のモーターショーがストップしてしまった昨年ですが、今年は少しずつ再開されてきたようです。しかし、招待客は国内に限られたり、なによりも展示も非接触に配慮するため、映像による展示が増えたように思います。
弊社にもいくつかのオーダーがありました。
プライベートショーの展示映像という新映像分野
なかでも一般公開をしない、取引先やごく限られた関係者向けの「プライベートショー」形式の展示を行なった、ある部品メーカーの場合、多岐にわたる開発課題を小テーマに分けて、すべてのテーマを短編の映像にした仕事は、約2ヶ月間の間に数十本という映像を制作するという強行群を乗り切りました。
2ヶ月間休みなし
1日に1本ずつ編集していくペースですが、一方で企画立案、台本作成、絵コンテ作成も並行するため、お客さんにも協力をいただき、ナレーション原案をお手伝いいただくなど、協力体制を敷きました。打ち合わせはすべてテレビ会議で行うことで、移動のロス、担当者ー広報ー弊社のコミュニケーションロスを限りなく0に近づけました。映像制作プロジェクトの新しい進め方が構築できたようにも思います。
自動車業界の行方
いっぽう、自動車業界の潮流は明らかにEV/FCV及び自動運転(CASE)に向いていて、当面はそのために必要なさまざまな要素技術に革新が産まれそうな気配が伝わってきました。
弊社設立時に多かった「展示映像」分野にも回帰してみたくなりました。
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