• Tomizo Jinno

普通の映像コンテンツとインタラクティブVRの違い

Updated: Jun 16

一方通行の映像コンテンツづくり

私たちBtoB映像制作を行っている者は通常、映像にはシナリオがあることを前提としていて、そのシナリオに沿って視聴者を誘導して、こちらが伝えたいメッセージを、より深く伝える・・・という命題を背負っています。視聴者は視聴し続ける限り、こちらからの情報を一方通行に受け止め続けることになります。視聴者が受けとめ続けたくなるシナリオをつくり、演出することこそが、私たちの仕事の核心でもあります。


オンデマンド な双方向コミュニケーションづくり

いっぽう、視聴者の意思表示(行動)によって、次に現れる映像や状況が変化するコンテンツは、大雑把なシナリオこそあるものの、至る経路も結末も視聴者(体験者)によって異なります。そうした視聴覚コンテンツづくりは、そもそも我々の仕事と本質的に異なる世界です。


インタラクティブVRコンテンツのPRを映像(動画)で行う

昨年下記の映像を制作させていただきました。

「火学VR」(企画制作・東邦ガス株式会社)


実はこのコンテンツがリリースされる時(2年前)、通常の映像による教育(子供たちに普通の視聴覚教材で「火の扱い方」を教える)よりも、こうした体験型教材で体験した方が、理解体得が得易い、ということを実証するために、「ガスコンロ の火の扱い方」というビデオの制作を依頼されました。つまり、「普通の映像では教育効果が低いということを実証せよ!」という命題をいただき、映像制作者としてアンビバレントな経験をしました。

今回は、ストレートに「この教材をPRせよ!という命題でしたので、思い切りロジカルに展開しました。と言っても、この案件をご発注くださった担当の方もとても理路整然とされた方で、構成の骨子はご担当がつくり、ご支給いただきました。

「体得学習」方法は人によって異なる

A.文字から映像を浮かべ、映像を自らの経験として想像して体得する

B.映像を自らの経験に置き換え、想像して体得する

C.経験して、それを記憶して体得する

私たちは、普段このBの人を対象に映像を制作しています。

この場合、結論はひとつで、一方的にそこに誘導して行ってしまいますので、映像を「経験」に置き換えながら・・・つまり想像力を働かせながら視聴する姿勢が無いと、メッセージの体得に至りません。


子供のように人生の経験量が少ない場合は、想像しようにもデータベースが少なくて、想像しようがないため、Bでは効果は出ません。

C.が有効になる理由が、上記の映像を制作していて納得できました。

ちなみに上記のYouTubeコンテンツは、「B.」の人を対象にしてつくっています。

良い経験をしました。

ありがとうございました。


「火学VR」楽しいですよ。

あなたも申し込んでみてください。