• Tomizo Jinno

映像制作業のツボ:お客様と共通認識を維持する(つづき)

「音つけ」

映像にタイミングを合わせて、音楽や効果音、ナレーションをアテることを「音つけ」と言います。もちろん撮影時に同時に録音された「生音」も、この工程でミックスされます。音工程はクライアントの希望を予め伺いやすいので、ギャップが露見することはあまりありませんが、不用意にコミュニケーションしていると、齟齬が発生するリスクがあります。


音楽についてのギャップ

制作者としては漠然とでも、制作初期にすでに音楽が脳裏に聞こえています。そして撮影、編集と工程を進みながら、お客さんとコミュニケーションしていると、お客さんの好みがわかってきます。ここで、初期のイメージで押し切って音楽を選ぶということはしません。お客さんのイメージを外さないように、演出意図を実現する楽曲を探して、音つけしてお客さんにお聞かせします。それでも「この曲は別なのにできませんか?」と言われることがありますので、候補を2曲くらいお聞かせして選んでもらいます。


効果音についてのギャップ

画面の中を飛び交う文字やイラストが多い最近では、その動きに効果音をつけることがアタリマエと考えている音効さん(音つけの専門家)も多いので、黙っているとピューンとかピコピコとか鳴り詰めのサウンドができあがってきます。こういうタイプの効果音は、コンテンツの性格を「軽快」にしますが、企業VPでは「軽め」が良い場合は少ないので注意が必要です。お客さんが若い担当者の方でしたら、問題有りません。むしろテレビ番組みたいと、お喜びになります。が、中高年以上の上司はあまり良い顔をしません。


ナレーターのギャップ

ナレーション録音をする前には、必ずナレーター候補者のボイスサンプルをお聞きいただきます。まず男性が良いか、女性が良いかと伺い性別を決め、だいたい3名くらいの候補を上げさせていただきます。この時には当然、ディレクターイチオシの候補を入れるのですが、最近のお客さんはかなりの確率でイチオシ候補を選ばず、アニメキャラのような声を選ばれます。

お客さんが選ばれるのは、テレビ番組での「声の出演者」でよくある声と喋り方の人。制作側が推すのは「声が視聴者の心に届く喋り」です。

このナレーターの人選についてのギャップは露見しないものの、実は最近はよく起こっています。



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