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  • Writer's pictureTomizo Jinno

映像が犯す大きな罪「イジメ」

映像+SNSはたまらない

文字での伝聞であれば起こらないようなムーブメントが、あっという間に拡がる映像+インターネット。人は映像を目の当たりにすると、自分がそこに居合わせたようなインパクトを感じ、直感的に反応します。地球の反対側であっても映像で伝わることで誰もが疑似体験してしまう。つまり、見なければ何も起こらないのに、映像はひと目見ただけで、地球の反対側に人にまで「ひとごと」を「自分ごと」にしてしまい、「動き」を起こすチカラを持っています。


知ることは善?

という前提はほんとうに正しいのでしょうか。

インターネットは、本来無関係な人にまで共感を拡げるチカラを持っています。なんだかとても素晴らしい文明の利器のように聞こえますが、本来利害関係がない人までが「ムーブメント」に参加することが、その事象に対して果たしてフェアなことなのでしょうか。どこか「イジメ」の構図に似ているように思うのは僕だけでしょうか。


誰か黒幕がいる

映像は必ず意図を持って撮影され、編集され、伝達されます。そうすると本来そこで起こったことの本質を離れ、誰かの思惑に書き換えられて拡散するというリスクがあることを、承知しておいて欲しいと思うのです。

映像は人間が産み出した素晴らしい利器であるだけでなく、非常に危険な裏側を持っていることを、僕はどうしても言っておきたいのです。



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