• Tomizo Jinno

ロケ現場におけるモデルの立場

モデルもやっちゃうプロデューサー

もうだいぶ昔になりますが、クライアントの広報部長に頼まれて、その会社が発行している会報誌の記事のモデルをやったことがあります。夫婦がリゾートホテルを楽しんでいる様々なシチュエーション。妻役は正真正銘のモデルさん。私はもちろん素人さん。しかし、スタイリストがいくつも衣装を持ってきていて、シチュエーションごとに着せ替え人形のようにおしゃれな洋服を着せてくれ、眉毛はちょっと描き足して、顔色はファンデーションでちょっと明るく・・・。1泊2日のリゾートホテルでのロケは緊張の中にも、日頃撮影する側にいる立場とは違う、出演者の立場で現場を体験する面白さがありました。

立場変われば見えてくるプロダクションマネージャの重要性

いちばん大きな収穫は、ロケをきちんとマネージメントしている人が居るかどうかはとても重要だと再認識したこと。予算が無いとカメラマンや演出家が現場を仕切ることも多いのですが、カメラや演出がどうしても優先するため、出演者のことは放ったらかし、というのが現実。この時の私のロケ現場は、その中間。現場のマネージャはクライアントでもあったので、「仕切り」については彼がやったり、気を使ってカメラマンがやったり、はたまたスタイリストがやったり。「今、何待ち?」ということもありました。私「次はどんなシーンかな?」、スタイリスト「知らない」みたいな感じです。でも、この時はホテル内でしたので控室もあったし、なによりリゾート滞在もディナーもタダ! 辛い思いというのは無かったです。

モデルのストレスを想像してみてほしい

翻って、自分がいつも仕切っているロケ現場は、ちゃんと仕切れているかな?と振り返りました。やはり、撮影のスケジュールや段取りは、予めインフォメーションして、進行中は今何が行われていて、次はどうする予定なのかを逐次アナウンスすることが、ストレスが無い現場、楽しく活気のある現場をつくります。屋外でのロケは控室が無かったり、トイレが無かったり。はたまた寒かったり暑かったりと、かなり過酷な環境です。そこでの出演者へのケアの有る無しは、撮り上がる画像の質にも影響がでちゃいますから。プロマネが「もうあと10分で出番です」とか「今は照明の調整中です」とか、状況を教えてくれるだけで、モデルさんは随分とストレスを減らせるものです。

モデルやスタイリストさんたちは、只はしゃいでいる訳ではない

ロケ現場を仕切る皆さん、いちどモデル役をやってみるといいですよ。彼らの気持ちがよくわかりますから。この業界の人なら、撮影スタッフの緊迫をよそに、スタイリストさんやヘアメイクさんたちが、モデルさんとキャッキャと明るくおしゃべりしている、という状況をよく目にすると思います。ADさん、プロダクションマネージャーさん「君らは気楽でいいな」なんて思っていませんか?あれはスタイリストさんたちの抗議なんですよ、実は。

「なんなのこの現場。誰が仕切ってんのよ?」という。

違う?

ロケ現場におけるモデルの立場


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