• Tomizo Jinno

マジックアワーの写真や映像はなぜ「綺麗」に撮れるのか

マジックアワーでの撮影

日没前から日没直後の30分間くらい、長いと1時間くらいの間に、紅、金色、紺青とめまぐるしく空の色が変化して、その空のもと写真や映像を撮ると、それこそ誰が撮っても綺麗な写真や映像を撮ることができます。

ご承知の通り、この時間帯のことをマジックアワーと呼びます。

この呼び名を世に拡めたのは、たぶん三谷幸喜さんの映画「ザ・マジックアワー」ではないかと思います。若いカメラマンがしきりに、この言葉を口にするのを耳にするようになったのがこの頃からだったからです。


綺麗に映る原理

さて、マジックアワーの写真が「綺麗になる原理」は、太陽の光が差し込む角度によるプリズムの原理によるものだろうということは想像が付きますが、そもそも紅色の夕焼け、金色の光が差し込む絵、真っ青のフィルターを掛けたような画像を、なぜ人は「綺麗と感じる」のでしょうか。

僕個人のFBでも、時々「まさにマジックアワー!」という写真をアップすると、あれよあれよと「いいね!」が増えていきます。「いいね!」が増える時には特徴があります。

その写真を撮ったらすぐにアップすることです。つまり「今こんな風景ですよ」とリアルタイムにニュースフィードに流れていくと、まるで生中継の風景を見ているような臨場感、そこに居るような高揚感を感じるからでしょう。


毎日現れるわけではないのもいい

マジックアワーが現れるのは毎日ではありませんし、例え現れても昨日と同じ景色というのは、二度と現れません。そんな「刹那な瞬間」であることを、視聴した人がみな感じるからではないでしょうか。シンプルに言えば、マジックアワーは誰でも、プロでも素人でも捉えることができる「非日常」です。

人は「非日常的な景色」に驚き、美しければ感動します。


なぜ綺麗と感じるのか

では、もう一歩踏み込んで、マジックアワーの映像はなぜ美しいのでしょうか。

それが、様々な色や物の影が、ほぼ紅と影(黒)、金色と影、紺青と影というように、とてもシンプルな配色、構図に置き換えられ、現実の風景の中にある多くの異物(合わない色、目立つ物など)を、その構図に適したものに変換してくれるからに違いありません。

人は非日常的で美しいものに惹かれる。

それ捉えることができる時間を地球と太陽が毎日、1度だけチャンスをくれるわけですね。


日の出もマジックアワー

あ、そう言えば日の出の時間についても、マジックアワーと呼ぶようですね。

原理は同じですが、それが早朝に撮られた映像がであることを知って見ると、ちょっと印象が異なるんじゃないでしょうか。人が映像を見て感じる感情というのは、その映像が撮られた条件や事情によって違うもので、それによってその映像や写真に対する評価も違うものです。


人は日没や日の出の時間に特別な感情を持っている

そう、そもそも人間というのは、もともと日没や日の出に対して、精神的に特別な意識や感情を持っていること、それがマジックアワーの映像や写真を美しく見せているに違いありません。


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