• Tomizo Jinno

ほんとうの事と議事録

知る権利

議会や行政で行われていることを監査するためには、そこでどういう情報が集められ、どういう経緯で判断、決議されたのかを精査する必要があります。だから議事録はあってあたりまえ。公開できてあたりまえ。です。

実のある会議

でももし、事の是非を判断するとても重要な局面で、誰かを名指ししなくてはならない場合、公衆への差し障りを考慮しなくてはならず、時には発言を控えなければならないことがあり得ます。本音や本当の事を机上に出せない会議で、実のある議論ができるのでしょうか。

例えば会議での発言を、発言者の名前を含めて、一語一句記録し、公開するならば、その会議の出席者は常時、観客の目や耳を気にしながら発言するしかありません。公開の国会や委員会がそれですね。


建前会議

国会の議事録を公開したところで、歴史家の研究材料か失言の揚げ足とりぐらいにしか役立ちません。衆前で行われる会議は、発言者は自らが代表する組織で合意された建前しか言わない、お約束の答弁合戦にすぎないことは、誰もが承知しています。大きな組織の代表者や国民の代表の発言は、組織や集団を代表しての発言であり、公開前提の会議では、事前合意、根回しなしの発言などできないからです。

時たま、根回しなしの発言をすると「頭越し」とか「爆弾発言」という誹りを受ける、大悲劇に見舞われるだけです。


事前すり合わせ会議が新たに必要になる

ある会議を公開前提にするならば、新たにその会議の前に、もうひとつ非公開会議体を置かなくては実のある議論・決断プロセスは機能しません。建前会議の議事録など、どこを読んでもボロは出てきませんし、結局本音で話し合われた事前の非公開の議事は表に出てこないばかりか、無駄な時間が掛かるばかりです。


頭を使えば見えてくる

建前の議事録でも、結論だけしかわからなくても、その場にいた構成員や役割分担を見れば、どういう力学でそういう結論に至ったかは、おおよそ見当がつくものです。根掘り葉掘り発言を知ったところで、揚げ足を取るためならば百害あって一理なし。不満があるならば、自分が会議に出席する身分になるか、代表者らをクビにする。どちらかです。

ほんとうの事と議事録

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