• Tomizo Jinno

「自業自得」と「自己責任」

映像制作と関係ない話ばかりが続きますが、いまは色々考えさせられる時なので、自身の備忘録も兼ねて書き留めておきたいことを書きます。


自業自得と自己責任は「=」ではない

日本語における「自己責任」は、一般的に「自業自得」と同じように捉えられているけれど、欧米での自己責任はそういう意味ではないと思います。

欧米だけでなく日本以外の多くの国の人々は「なんでも自分で判断する」「他人と違っていても、自分のことは自分で決める」それが「自立」であり、結果は自己責任。人が大人になるということは、そういうことである。という思想を持っていると思います。ただし、これは半分は建前で、実際には「自分で判断するけれど、結果責任は誰かに転嫁する」、それが得意なのも最近の欧米文化の傾向のように見えます。


自己決定意思のことではない「自己責任」

いっぽう日本の自己責任は=自業自得、つまり「その結果は自ら招いたことだから、自分で始末しろ」「社会や他人につけを回すな」という非難じみた意味で使用される場合が多いように思います。


面白い調査結果

大阪大学などが日、米、英、伊の4カ国を対象に、今回の新型コロナウィルスに感染することに関する意識調査を行ったところ、感染することを「自業自得だと思う」人の比率が、日本が突出して多いという結果が出たそうです。

2020/5/17 07:00神戸新聞NEXT

感染防止対策に大きな差がある米英伊vs.日本

もし現在の世界の感染状況がこのまま推移し、日本の封じ込め策が世界の中でも功を奏することになったならば、それはまさにこうした国民性によるものではないかと思えてきます。

今の時代でも人権を制限して、強権発動できる政治システムを保持している欧米各国に対して、戦後米国によってつくられた憲法によって、公権力を大きく制限した政治システムを維持してきた日本。

マッカーサー元帥の洞察力は、すごいものだったのかも知れません。


同調圧力 相互監視 vs.公権力による人権制限

さて、どちらが「民主的」なのか、これまで日本には民主主義が根付いていないと言われてきましたが、もしかしてこれほど民主的な社会は無いようにも思いますが、その代償として自我を抑えて皆と同調しないと、社会から村八分にされる社会、いったいどちらが生き易い社会なのでしょうか?

新型コロナウイルスの「自業自得」と「自己責任」


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