• Tomizo Jinno

「動画」の功罪(その2)

Updated: Feb 25

「読んでわかる」とは

僕は子供の頃から本を読むスピードが皆より遅かったのだけれど、それは1単語1単語(名詞、動詞、形容詞、副詞)を全部脳裏で「イメージ」に置き換え、それらがすべて脳裏に「埋まる」と「理解できた」となり、次の文章に進んでいたからです。

そう言う習慣は誰に教わったわけでもないので、皆がそういうものだと思っていたのですが、高学年になって「どうも僕は読むスピードが遅いな」と気づいて、まわりの子らの様子を観察したり、たまに気の合う友人ができると、「読むってどういうこと?」などと、難解な質問をして返ってくる言葉から推測して、自分の習慣が「普通ではない」と気づきました。


想像力はひとそれぞれ

ただし、皆が単語をイメージに置き換えずに理解しているということではなく、多くの人は読み進めていくスピードは一定で、そのスピードの中で想像できる単語はイメージとして理解し、イメージに繋がらなかった単語は、文字のまま「理解できたことにしておく」という読み方をしているのだと思います。


言葉と経験値

単語をイメージ(画像)に置き換えるには、それを見たことがなければできません。ただし、子供の頃ならなおさら見たことがない、知らないものごとばかりです。だから、一連の文章を全部イメージに置き換えようとしても、穴だらけの様相となり、なんだか解ったのか解らないのかわからない、というのが常態でありながらも、まあ「なんとなくこんなもんだろう」と読みを進めていき、その本の内容をあいまいなまま脳裏に収めておく。

そして何年か、何十年かの人生を経験していくうちに「あ!あの時のあの文はこういう意味だったのか!」と謎が解けていく、それが人間人生の醍醐味、ひらたく言えば「経験値が上がる」ということでしょう。


どっちが得なのかわからない

僕は根が完璧症で、文章の中の単語でイメージできないものがひとつでもあると、どうにも気持ち悪い性格だったので、読むスピードが極端に遅かったに違いありません。

読書量は少ないが理解度は深い。

読書量は多いが理解度は浅い。

結局頭に入る情報量は同じなのかも知れませんが、こうしたことが人の性格や適性を分けていくのでしょう。


情報のインプットを文字、画像(動画)で行う

それは、上記の経緯を考え合わせると、どういうことなのでしょう。 (つづく)


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