「広告デザイン」のいちジャンルとして
モーショングラフィックスと実写で縦長のフレームに動くデザインを描くというパターン。
(こちらは映像プロダクションのプロモーションのようですので、他社の応援になっちゃいますが、ほかにも良い作品を残しておられる会社のようなので掲載しちゃいました)
このタイプの縦長動画はひとつの定番として、プロ(BtoB)の映像制作者が今後確立するであろう、というかすでに確立している表現です。
街角のデジタルサイネージではすでにお馴染みです。
ただし、こうした広告デザインの尺は長くて1分半くらいで視聴者は疲れ始めますので、できれば1分以内くらいで言いたいことは言い切らないといけません。
ところで、今の段階では縦型画角で動画をつくっても、同時にパソコンのモニターでの視聴にも配慮しているのが実情です。
パソコンの画面は横長であり、ブラウザ内にはめ込まれる動画プレーヤーの画角も横長です。そのため、縦型動画はどうしても両サイドにブランクが表示されてしまい、なんだか扉を半開けにして「覗いている感」が伴ってしまいます。
人間の目は左右水平に並んでいて、その視差で立体感、距離感を感じています。
果たして縦型動画に「扉を開けて見られないストレス」を感じないほど、視聴者がこの画角に慣れる時代がくるのでしょうか!?