映像だけでなく、音楽だけでなく
映像だけではなんとも面白くないものが、音楽を入れたらカッコよくなったという話はうよくあるが、この作品は槇原敬之さんの音楽が俄然効いているけれど、映像もちゃんとドラマになっていて、悔しいがホロリとする。
これだけの映像をつくる(キャストは役者、本物の病院で撮影、音楽タイアップ)のは、ちゃんとしたドラマをつくる力のあるプロダクションだと思うから、改めて紹介するのは癪だけど、いいもんはいいから紹介しちゃう。
オンコロジーとは腫瘍学のことだそうだが、この動画シリーズには他にも「ある薬剤師の一日」篇と「患者と向合う医療者」篇という作品もあって、薬剤師篇のほうも結構イケル。
でも、もっとイケルというか、コストパフォーマンスが優れているのはこちら。
単にドクターやナース、技師さんたちへの短いインタビューの連続だが、彼らががん治療に取り組む情熱が伝わってくる。
それにしても、それも槇原敬之の歌が流れているから、伝わってくる情感が強くなるのだ。
やっぱりズルい!
シナリオ ☆☆
オリジナリティ☆☆
デザイン ☆☆
サウンド ☆☆☆
演出安定感 ☆☆☆