映像の仕事として王道いく動画
自動車の機能、優位性をわかりやすく、しかも納得してもらうために動画のチカラを使うことは、とても理にかなったことだと思うのだけれど、印象や雰囲気ではなく理論的、物理的な面を映像化することは、そう簡単な仕事ではない、と僕は思う。
この映像は頑張っています。
こうした「技術からくる優位性」を映像化するには、まず映像をつくる(撮影したりCGにしたり)我々が、その理論や特性、技術を正確にしかも深く、理解しなくてはならないからです。
理解した上でそれをどう映像化すると、初めて見た人にも、その技術や特性がよく理解できるかを考案しなくてはなりません。その作業は、もしかしたらその技術を発明した人よりも深く、その技術を理解していなくてはならないのです。
技術者の方がうまく説明できないことを、映像化するのですから、映像屋さんて大したものだと思うのですが、あんまりそういう評価ってもらえないですよね。
映像屋って、どこかミーハーで軽薄だという先入観を持たれているようですね。
実態はまったく逆なんですけど。