どうやって映像化したのかというエビデンスが求められる時代
テレビで刑事ドラマや医療ドラマを観ていると、キャストたちが操作するパソコンのモニターには、モーショングラフィックスばりに顔認識ソフトが動いたり、病巣が映像化されたりすることがあります。日本のドラマでは少々デザインがダサいけれど、米国のドラマではめちゃめちゃかっこ良かったりする。
そういう映像を見る度「おいおい、こんなにモーショングラフィック化されたインターフェイスの医療ソフト(刑事捜査ソフト??)があるわけないよね?」と思うのは、やはり商売柄でしょうか。
そういう現状が意識下にあって、今日シェアしたような動画を観ると「これCGちゃう?」と疑ってしまいます。
そこでこのYouTube映像のキャプションを読むと、ちゃんとHPがリンクされていたので、見に行くとちゃんとありました。
「実験方法:話者となる人がオイルミストを吸い込み、話をする際に特殊な光線を当て、オイルミストを可視化。クリーンルーム内で撮影。条件により息の拡散範囲は異なる。」だそうです。
それはさておき、こうした実験映像は「目で見える」ことで実証する、まさに映像のチカラ剥き出しのBtoB映像直球手法。
ただし、今は一般の視聴者もCG技術の進化は周知のことですので、実際に映像化する段階、目に見えないものを見える化する工程で、なにか嘘が入っているんじゃないか?という疑念を綺麗に払拭することを忘れてはなりません。