いい動画だから販売促進に貢献するといいのだけれど
再配達を解消して、宅配ドライバーさんたちの労働負荷を減らそうということで、俄然導入が進んでいる宅配ボックス。
集合住宅の郵便受けコーナーに設置する大掛かりな装置は、導入コストも大きくなるし、管理組合での合意形成や保守管理の労力、コストの問題があり、こうした戸別の宅配ボックスの需要に目をつけることは、とても意義があると思う。
しかも、やはり無骨で大きな箱を玄関前に置くことは、美観上も防犯、安全管理上も抵抗があることもよくわかります。
そこで、おしゃれでコンパクト、しかも様々な利用方法があり、とっても便利な宅配ボックスができました!
・・・とここまではいいのだが、これらのことがあまりによく分かり、しかも映像のモーションデザインもキレイに決まっているいるからこそ、印象づいてしまうことがあります。
「おしゃれすぎて、玄関前に放置しておくことが心配」
「すぐに傷がついて、見苦しくなるんじゃないか」
「ドライバーが気づいてくれないんじゃないのか」
「使い方がわからないんじゃないのか」
実は集合型の宅配ボックスでも、仕組みを知らない配達人だと「不在票」を入れて帰っちゃうことが、いまだにあります。あるいは「直接渡すルールだ!」とこだわる配達人もいます。ただでさえ、なかなかうまく運用してもらえない宅配ボックス。
良い映像をつくることもジレンマになることを知りました。