極めて合理的。シズル感の損失は大きいけれど。
ひとつのメニューをたった39秒で紹介しちゃっている。
視聴者は、サムネイル写真ですでに「美味しそう」と思っているから、動画はレシピに絞ればいい。これを観ながら調理するから、どうせスタート/ストップを繰り返す。手順さえ飛ばさなければ1カットはごく短くて構わない。
という極めて合理的な判断なのだろう。
でも、おじさんたちはこのスピードでは目が回るんだよね。
けっこうちゃんと撮って、手間かけて編集した挙句がこの忙しさ(短さ)というのも、なんだか勿体無い気がするのは、映像やさんだけなんだろうね。
海外のテレビ番組にはショー化している料理番組がいくつもあり、調理はエンターテイメントであり、料理はアートなんだと気づかせてくれる。
料理(調理)は視覚的に楽しめる要素が多いということだよね。
で、楽しむにはテンポも時間(尺)も、もう少し余裕が必要。
クラシルのレシピ動画も、これだけ綺麗に撮っているんだから、別編集でロングバージョンみたいなのもあるといいかも。