映像文化の土壌が違う
この映像を企画制作した場所が日本だったら、そう教えて欲しい。
ネットを辿った限り、製作者が日本に拠点を置いた日本人である形跡は見当たらない。
なぜこんなことを書くかというと、日本はこうしたパーフェクトに近い美しい映像を、ビジネスとして制作できる環境ではない。
ここまで1カット1カット美しくあることを追求した映像で作品を満たすには、クライアントがプロダクションないしはプロデューサー、あるいは演出家を100%信頼していないことには実現しない。いや、信頼というより尊敬かも知れない。
日本には発注者が映像製作者を尊敬するという発注システムがない。発注者は製作者を制御するものであって、発注者の自主性を促すという発想はない。
なにも僕を尊敬して欲しいと言っているわけではない。発注する以上は任せて欲しい、とは思うけど。敬意を払ってもらえる製作者になることが第一に大事だと心しよう。
シナリオ ☆
オリジナリティ☆☆
デザイン ☆☆☆☆☆
サウンド ☆☆
演出安定感 ☆☆
※TAT JAPANタイ国政府観光庁 このチャンネルは日本国内で管理されていると推定されることから今回はピックアップした