高度な完成度はむしろアダになるかも
インタビュー構成のPR動画が、人相の悪さや喋りの拙さによってときにアダとなり、その会社やスタッフの印象を悪くすることがあります。だから、いくらお客さんが望んでも、企画方針を代えるよう説得するのもBtoB映像制作プロデューサーの大事な役割です。
この会社の代表のキャラクターがどんなでいらっしゃるか知りませんので、もしかしたら顔出しでもよかったかも知れませんが、少なくともこのアニメーション企画は正解のひとつだと思います。しかもナレーションも本人ではなくプロのナレーター。それでもこの会社の代表の経験と考えだと、視聴者は納得します。
装飾句や無駄がないシナリオ、心地よいアニメの動きと編集のリズム。どれも破綻がない秀作だと思います。