Tomizo Jinno

Nov 9, 20202 min

年間予算で決まっている映像制作案件のご発注時期についてのお願い

定期的にリニューアルする映像

たとえば大企業における「会社案内ビデオ」は、4年とか5年で新作を制作することになっていて、年間事業計画・予算計画に計上されていることがあります。また、市町村などの行政団体では、議会で決議されるプロジェクトの予算も、かなり前に決められています。これらに共通する現象が「業者への発注が必ず年度の後半に行われることが多い」ということです。

道路工事と同じ原理?

年度末に向けて道路工事が増える様子と似たような状況が、我々映像制作業界にも毎年あります。今年は新型コロナウィルス感染症の問題があり、あらゆるプロジェクトが年度始まりから凍結されていましたので、今年は例年に増して「年度末進行」が激化しているように感じます。道路工事では交通渋滞という問題が起こるように、映像制作においても、少々困ったことが起こります。
 

寒い映像

夏休み直後に発注先が決まれば、まだ秋の晴天で気持ちの良い青空を撮るチャンスもありますが、秋に入ってからのプロジェクト始動では、カメラを地上に向ければ樹木は赤茶け、人々の装束は暗い色になってしまっています。さらに冬に入ってしまうと、鉛色の空、枯れ木の街しか撮影できず、PR映像として美しいかと問われれば、決して問題なし!とは言えません。

年度が始まったら、すぐに腰を上げて

年度始まりは優先案件がたくさんあり、事前に決まっている事案はたいがい優先度は低もの。仕方がないとはいえ、撮影対象の選択肢に美しい風景が入れられないのは、我々もとても残念でなりません。ぜひ来年は年度始まりに、動き始めてください!

年間予算で決まっている映像制作案件のご発注時期についてのお願い

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